地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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  • 2020年5月8日更新 投稿者 高校魅力化は地域の魅力化のリトマス試験紙だと思う

    教育=オンライン みたいな論調ばかりで、辟易してきたので、遅ればせながら、高校魅力化のバイブルを読ませていただきました。   実は、昨年2019年11月22日に、一般社団法人地域・教育魅力化プラットフォームの記事が掲載されました。 国内初、市町村の人口・経済への高校魅力化の影響が明らかに ~高校統廃合に伴い市町村総人口の1%が転出超過、高校魅力化により総人口は5%超増加~ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000035136.html これを受けて、Facebookに以下の投稿をしたの……


  • 2020年5月6日更新 投稿者 安定か固定か

    人に会うことがリスクになる時代。 環境が変わる。 今、いろいろな補助や給付などの支援がある。 これを 「事業を変えていくためのモラトリアム」 と捉えるか、 「事業継続のため」 のどちらと捉えるか、 実は、このどちらに向かうかが、 Afterコロナ以降の持続性を決めるような気がしてならない。 ふと、安定と固定は違うなと思った。 自転車で走り続けるのが安定で、動かないのが固定だ。 事故に遭遇しそうな時、逃げるのが安定で、逃げないのが固定と考えれば、どちらにリスクがあるかもわかる。 安定している仕事、というのは、実は、走り続けて転けない仕事ということなの……


  • 2020年5月1日更新 投稿者 Beforeコロナが透けて見える

    「Afterコロナは、Beforeコロナをオンライン化で実現する」 みたいな議論にならないように気をつけたい。 一斉休校になってから、いきなり 「オンラインの仕組みがない」 「勉強が遅れる」 「9月入学がいいじゃないか」 などと慌てふためいているが、 戦争の時期などまともに勉強ができていたとは思えないけど、その時期の人は勉強ができず、知能が落ちていた、などという話を聞いたこともないし、 身近な例では、東日本大震災に被災したみなさんには、勉強できない期間もあっただろうけど、それはどのように措置されたのか、、、 あるいは、そもそも、登下校に時間がかかるところとそうでないと……


  • 2020年4月25日更新 投稿者 「算数から数学へ」を読んでわかったこと

    宇沢国際学館の占部まりさんから、宇沢弘文著「算数から数学へ」をいただいた。 宇沢先生が、子供達のために書いた数学の入門書。 絶版になっていて、なかなか手に入らない。 これまで、島根県江津市の市民大学「GO▶︎つくる大学」の「数学学」の講座などで、 数学は計算することではなくて、「ものの考え方だ」 だから 「算数と数学は違います」というお話しをさせていただいた。 そうは言うものの、自分の中で、完全にこの話がストンと腑に落ちていたか、というとそうでもない。 そういうもやもやが、今回この本を読んで氷解した。 正直に言うと、そんなものだ。 ところで、今回、この本……


  • 2020年4月23日更新 投稿者 Stay Homeが読み解く未来

    終息するかどうかもわからないが、アフターコロナという言葉が踊っている。 もしかすると数年単位で終息などしないのかもしれない。 https://www.cofude.com/column/1264/ アフターコロナを少し先日書いた。 わかっている人すでにそういう時代を望んでいて準備が出来ている。 そうでない人にとって厳しい時代になるかもしれない。 わかりやすく言えば、 オンラインが前提にすべての社会が組み立てられて、 でも、オフラインやリアルを求める時は求められる そういう社会だろう オフラインやリアルが先にある時代から オンラインが先にある時代になる……


  • 2020年4月12日更新 投稿者 コロナで社会構造が変わるために

    新型コロナウィルスで、社会構造が大きく変化するだろう、という論調が出てきた。 「何か大変なことになるのか」 というとそうでもないような気がしている。 多分、気づいている人はとっくにそういう方向に動いていて、その動きを受け入れられない、とか、既得権その他で受け入れたくない、という人々との争いが、このコロナウィルスのおかげで大きく変わるだろう、まあ、そういうことなのではないか。 その意味では、環境の変化にしぶとく抗っている人々にとって驚異になるのだろう。 おおよそ、ICTやAIへのシフトだが、その中で、 「でも人間だよね」 という心の豊かさ。 先頭を走る人は、すでにそのバラ……


  • 2019年12月30日更新 投稿者 2019年を振り返って

    Community Future Designを創業して4年がすぎ、 ゼビオグループで会津地域、福島地域に関わり始めて2020年になれば4年になります。 2019年はいろいろな意味で、「輪郭が見えてきたな」という感じがしています。 それは、ぼんやりと自分の中ではわかっていたことなのですが、 「ぼんやりから、焦点が定まり始めたな」 そんな感じの年末を迎えています。 西会津町、会津地域 福山市、備後地域 という、文化も環境も人口も全く違う地域との併走を通じて 地域づくりについての少しばかりの理論めいたものをイメージできる一年となりました。 昨年末に予想した通り、人づ……


  • 2019年8月14日更新 投稿者 暑中お見舞申し上げます。

    夏ですね。 台風10号が気になります。 Community Future Designを立ち上げて、3年半余り。 ありがたいことに、いろいろとお仕事もいただけるようになり、 人をつなげる 人をそだてる 地域の多様性を作るため、地域の個性を進化させる などなど、当初は大ボラと言われたのかもしれないけれど、前職の郵政時代とは全く違う世界で生かせていただけて、周囲からも 「新しいことにチャレンジしてよかったですね」 と言われることが増えてきました。 地域の個性については、最初、島根県の江津市で多くを学ばせていただきました。 最近、月一回で通う福島県西会津町の役場のみなさ……


  • 2019年3月31日更新 投稿者 孫のために。。。

    年度末ということもあり、今年度の仕事のまとめと来期に向けてのリサーチやら意見交換やらが続いています。 どうして物事は年度単位なのか、 だから3月だけやたら忙しくなる。。 仕事を平準化できないものか、 などと思うわけですが、 それはさておき。 とある自治体へ。 課長さんが 「自分たちが子供の頃は、自然の中で遊んでいましたよね。それで自分で遊びを考えて」 「最近の若い人は、自分で考えなくなってしまったような気がする。人材育成は課題です」 「子供のために遊具なる公園を、って言われても、整備だけでなくて保守もかかりますし」 「自然の中でもっと遊んでもらったら良いん……


  • 2019年2月20日更新 投稿者 教育を改めて考える

    地域活性化という文脈の中で、 「やっぱり教育が大事だ」 と言われるようになった。 特に、この数か月、急に増えた気がする。 私自身も、地域活性化の仕事がメインだったはずなのだが、今いただいているお仕事には、 「高校の魅力化」 や 「小中学校の教育のあり方の検討」 のようなものも含まれているし、 一種ライフワークかな、と思いつつ、 「教育を測るためのフレームワーク」 を作れないか、ということに、実質的にはボランティアで関わっている。 「ものの考え方」の一つとして、「数学」というものを考えてみる というような研修プログラムも昨年から開始し、思った以上に好評で自分……


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