地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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  • 2018年2月24日更新 投稿者 西会津にいました。

     新しい教育戦略作りのお手伝いのために、福島県の西端。その名も「西会津町」にちょくちょくお伺いしています。 豆腐ラーメン。 幻のラーメン、にこんなに早く出会えるとは。。。お店では食べられないから幻。 確かに美味しい。 ファンが多いのも頷けます。 でも、今回の3日間で最も美味しかったのは、 「やらない理由、やれない理由を考えるからダメなんだ!」 「外から来た人をフォローできる体制を作らないと」 「若い人がやりたいことをやれる環境をおじさんが整えないと」 と語る、あつ〜いおじさんにお会いできたこと。 そして、 「いい教育をやりたい」 と語る学校の先生方にお会いで……


  • 2018年2月2日更新 投稿者 「南方熊楠」生誕150周年

    南方熊楠が生まれて150年になるらしい。 東京上野の国立科学博物館で記念の企画展が開催されている。 「なかなかの評判」 ということで、足を運んでみた。 大英博物館でも資料をあさっていたようで、それらを抜き書きした、 「抜書」 という文書が展示されていた。 もちろん、展示こそその一部だが、これが膨大に存在しているという。 細かい字がびっしりと几帳面に書かれている。 彩色された菌類の絵などもあり、そちらも興味深かったのだが、 何よりも私は 「腹稿」 と言われる、 「抜書」という行為を通じて頭の中に記憶されている情報が、ネットワーク化されて書きだされている紙……


  • 2018年1月30日更新 投稿者 教育ってなんだろう

    ある町でのお話 教育に関わっている方とお話をしたところ、 「学力に関心がないんですよ、地域の大人たちが。。。」 「保護者会の会長も 『学力なんかどうでもいいんだ。大事なのは体力だ。俺は、体力があったから、今、ちゃんと仕事ができている』 と言っていますし。。。」 と、困り顔。 私は、 「本当にそうなのか、保護者会の会長に聞いてみました?」 と返した。 体力があった人は、すべてちゃんと仕事が出来ているのか? 体力がなくても、ちゃんと仕事が出来ている人はいないのか? 保護者会長が50歳だとして、今、0歳の人が50歳になる50年後も「そういうことだ」と言……


  • 2018年1月28日更新 投稿者 忍野八海で、これからのインバウンドを考える

    噂には聞いていましたが。。。 ほぼ99%が中国語という忍野八海。 ここまでとは。。。 お土産屋の店員さんも中国語堪能となり、 町には中国語の標識が溢れる。 草餅を買うのに、日本語をしゃべることに気後れするくらいの状況でした。 つまり、ここは中国か?、と錯覚するくらいだ、ということです。 忍野八海の中心から少し離れてみました。 中国人観光客はほとんど見かけなくなります。 似たような状況を思い出しました。 バブル期のパリやケアンズ、スイスのユングフラウヨッホがそうでした。 パリのブランドショップに日本人が押し寄せました。 ユングフラウヨッ……


  • 2018年1月24日更新 投稿者 生命保険の不適正営業はなんとかならないか。。。

    昨今、教育について興味を持って考えているのだが、 「経済教育とか金融教育の必要性」 ということを感じている。 それは、終身雇用で常に一定の給与が保証されない時代を想定すると、 ・投資をして回収するとか ・リスクをとって決定しないと、リターンがない ということを知っておかなければいけない時代になるからだ、というのが根底にある。 子供に勉強をせよというなら、大人も勉強すべきだろう、などと思っていいたところ 週刊東洋経済で「保険に騙されるな」というセンセーショナルな特集が組まれていた。 https://premium.toyokeizai.net/ud/magazine/p……


  • 2018年1月20日更新 投稿者 懐かしい未来

    2018年度は、この本から始まった。 自然と助け合い、笑顔が絶えない土地であったインドのラダック。 そこが西洋化され、その中で失われていったものが 「そこに居続けた筆者の目」 を通して描かれている。 西洋化されるということは、「金(かね)」という尺度を知ることだった。 「金」は、いろいろなものを解決できる魔法の手段に見えた。 様々な欲求、それはきらびやかな誘惑を含めて満たしていくものだった。 だからこそ、人は「金」を求めることを優先する。 一種の麻薬だろう。 そこから生まれたのは 牛糞から得られる燃料ではなく、遠くから運ばれる石油に変わり ……


  • 2017年12月31日更新 投稿者 2017年を振り返って

    今年は例年になく雪が多く、厳しい冬になっています。 Community Future Designも設立から無事2年を迎えさせていただきました。 皆様のご指導・ご支援のおかげと感謝申し上げます。 今年も東奔西走する中で、たくさんの出会いをいただきました。 個別にお名前をあげさせていただくことは、ご迷惑になる場合もありますので控えますが、 そうした出会いを通じて 地方創生の行く末は? 人を育てることの重要さ そもそも育てることの目標は何なのか AIで社会は変わるのか、ICTはどこに行くのか そもそも「人とは?」 などの問いを考える時間が増えま……


  • 2017年11月29日更新 投稿者 地方創生は失敗か?

    ここ数日、この記事がやたらSNSで回ってくるので、一言。 「地方創生」がダメになった理由──あるプレゼンで思わず声を失った出来事(文春オンライン) 読んでいただければと思うが、 「地方創生は日陰者扱いされつつある」 と一刀両断だ。 本来であれば、地元民に強烈な意思とビッグピクチャー(構想)があり、彼らのパッション(熱情)を感じ、これを企画実現するプロデューサー(別に東京者である必要はないが)がいて、最後に役所が応援する、というのが地方創生の図式であるはずだ」 というあるべき姿に対し、 地元民にはアイデアもなく、やる気もない。コンサルは小遣い稼ぎのために出鱈目言って、できた……


  • 2017年11月23日更新 投稿者 キャリア教育とは(ジブンノオトさんからの贈り物へのお礼)

    「キャリア教育」 実は、その言葉を初めて耳にしたのは、1年半ほど前、周防大島に初めて訪れた時でした。 その後、地方活性化を進めている地域、自治体に行くと、 「キャリア教育」 という言葉がよく耳に入ることに気づきました。 とは言え、正直に申し上げると、私自身はまだ 「キャリア教育」 というものが正確にわかっているわけではありません。 (誰か、教えてくれたらありがたい。。。) 地域活性化とキャリア教育が結びつく一つの理由は、 地域で産業を興すことができれば、 「都会に行く人材が、地域に残ってくれる、戻ってきてくれる」 「都会の人材が、地域に来てくれる」 まさに、U……


  • 2017年11月22日更新 投稿者 失敗と成功は紙一重

    ランチタイムの少し前に、人気のカフェに行った。 山の手の商店街。 有名なカフェらしく、友人のオススメ。 行列か。。。 と思っていたのだが、いい具合にカウンターに入れてもらった。 「カウンターが空いてますよ」 店長さんも若い。 20代の男女が働くお店 っぽい。 スーツ姿のオヂサンは、気後れしつつも、ちんまりとカウンターに座り、 「友人オススメのパンケーキ」 を注文する。 30分かかるので、ゆっくり待つことにする。 先に注文したコーヒーを飲みながら、スマホで仕事をする。 2007年。 iPhoneが出る前なら、本を読むということだったんだろ……


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