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キーワード “観光”に関する記事

  • 2023年7月17日更新 投稿者 何を変えるのかではなくて、何を守るのか

    7月に、6日間ほど北海道東川町に滞在した。 菊地伸町長、そして多くの東川町の役場の職員の皆さん、そして地域の人々と会話を楽しんだ。 多くのキーワードをいただいたが、最初2日ほどの感想は、 「写真の町」から生まれた景観を大事にするという文化 「合併しないと決めたことを契機とした」とにかくやってみようという文化 という2つのことがこの20年で定着してきた、その歴史の先に今がある、ということだった。 失敗からも学び、役場も住民も少しでも一方でも1mmでも良くしていこう、というそういう文化が定着してきたのだろう。 島根県石見銀山にある他郷阿部家で、毎日のようにしつらえ……


  • 2021年6月10日更新 投稿者 今日的観光評論(その5)「妄想の空の旅からジブリまで」

        日本の飛行機の曙 4月30日、ANA(全日空)の2021年3月決算損益が4,000億円の赤字という報道があった。 また先日、杉並区にある自転車専門店に行く途中、「中島飛行機創業の地」の碑を青梅街道沿いで見つけた。 ここから、ステイホーム中の「私の妄想の空の旅」が始まることとなる。   飛行場 埼玉県所沢市には「航空公園駅」という駅がある、1987年に出来た西武新宿線の新しい駅である。 駅前は広大な公園・航空記念公園になっているが、ここは「日本の航空発祥の地」として知られて……


  • 2021年4月29日更新 投稿者 今日的観光評論(その4)「有名人と銅像」

    今日的観光評論第4弾は、昭和生まれならみんな知っているはず・・・テーマは、 「有名人と銅像」   ▶寅さん 1997年に実在の芸能人で、恐らく日本で初めて銅像になって駅前に設置されたのが「フーテンの寅さん」であろう。その後、ふらりと旅にでてしまう兄を見送るサクラの像も設置され、葛飾柴又の駅前に二人の像が立っている。「お兄ちゃん行ってらっしゃい!」と声が聞えるような気がする。初めて柴又駅前の像を見たのは二年前。銅像って歴史上の人物か、政治家やらの偉い人をイメージするが、普通の芸能人もあるんだ!と感心した瞬間。 ちょっと調べてみたらやはり少ないが、パブリック……


  • 2021年4月28日更新 投稿者 ミーハー的観光(その4)「アミューズメントの栄枯盛衰」

    今日的観光評論4作目は、子ども大好き、大人も童心に戻れるあの場所について。テーマは、 「アミューズメントの栄枯盛衰」 ▶豊島園 2020年8月末をもって96年の歴史を閉じた「豊島園」、ここでは初めての経験を沢山した。通ったのは主に1960年代後半。夏の流れるプールは特に印象的で、小学生の同級生同士で何回も通った。 今回は、何十年かぶりで豊島園駅から旧豊島園。寂しい張り紙があった。当時、ここへ行く時は「豊島園プール行ってくる!」でよかった。最も、当時はあまりプールがなかった時代。涼みに行くなら、近くの川かタライで行水!の昭和満載。   遠い記憶にある……


  • 2021年3月26日更新 投稿者 今日的観光評論(その3)「東京アンダーグラウンド」

    今日的観光評論3作目は、我々が普段目にしない地下のもっともっと下へ・・・・・テーマは、 東京アンダーグラウンド 近年、「インフラツーリズム」という分野の観光が流行っている。ダム、橋、港、歴史的な施設や遺構等、各種インフラ施設の見学が観光として成り立っている。昔風に言えば、小学生の社会科見学。皆さんは、地域の工場や商業施設、巨大な構造物等を見たことがあるはず。一昨年に封切りされた「翔んで埼玉」の映画ラストで主人公(ガクト)演説していた地下神殿のロケ地は、埼玉県春日部市にある「首都圏外郭放水路」。申し込みをすれば誰でも見学ができる。インフラツーリズムを推進しているのは、国土交通省。大きな投資を……


  • 2021年3月21日更新 投稿者 ミーハー的観光(その3)「読んでから観るか、見てから読むかのアミューズメント」

      「読んでから観るか、見てから読むかのアミューズメント」 をテーマに、ミーハー気分で「行って観た」話題の新スポットをご紹介。 ▶クールジャパンと地域振興 昨年、角川書店と所沢市等が中心となって埼玉県所沢市に「ところざわさくらタウン」をオープンさせた。中心となるランドマークは、住宅地に突如として出現した巨大な岩?にもみえる「角川武蔵野ミュージアム」。設計は、新国立競技場をはじめ著名な建築物をつくりつづけている隈研吾氏。アート、文学、博物のジャンルを超え、あらゆる知を再編成した、世界で他に類を見ないミュージアムである、としている。 2020年夏にプレオープン、11月に……


  • 2021年2月26日更新 投稿者 今日的観光評論(その2)「不要不急と重要火急」

    今日的観光評論の2作目は、地球規模で発生しているコロナ禍という初めての事態に、政治的・経済的・社会的に変わりつつある現状を経験からお話してみたい。テーマは、 「不要不急と重要火急」 GOTOキャンペーンの評判がすこぶる悪い。このキャンペーンは「Travel、eat、Event、商店街」を総称して行っているコロナ対策の消費喚起事業である。2020年7月から始まったキャンペーンで予算は一兆数千億円規模である。改めて整理すると以下のような内容である。その後、紆余曲折があり地域を限定しての中止や停止があるが、概要として捉えて頂きたい。 ・GoToトラベル 対象となる国内旅行の旅行代金を割引、……


  • 2021年2月23日更新 投稿者 ミーハー的観光(その2)「アニメストリート以上、聖地未満」

    実際に行って見て聞いて食べてみた「へ~な体験」をつづる、ミーハー的観光。 シリーズ2作目は、老若男女を対象に永久不変な人気をもつジャンル、「アニメ」から 「アニメストリート以上、聖地未満」 と題してアニメが及ぼすさまざまな影響力について事例とともにふれてみたい。 近年、アニメツーリズムという言葉が一般化している。2020年のコロナ禍にあって、巣ごもり生活、不要不急の外出は避ける等の理由により、「あつまれどうぶつの森」を筆頭に家庭内でのゲームが人気である。ゲームとは別に、アニメや漫画の作品、その舞台となった地域、建物など実際の現地に訪れる旅行のことで、「聖地巡礼」とも呼ばれる。最近で……


  • 2021年2月8日更新 投稿者 ティーチャーのボヤキ(その2) 「マンキンタンとオノマトペ」

    令和3年1月よりはじめたコラム ・1週目 「ティーチャーのボヤキ」 ・2週目 「ミーハー的観光」 ・3週目 「今日的観光評論」 ・4週目 「都会と田舎の境界」 と毎週テーマをかえて各シリーズ1作目をお届けさせていただきました。 早いものであっという間にもう2月。1週目の「ティーチャーのボヤキ」に戻り、シリーズ2作目スタートです。 テーマは 「マンキンタンとオノマトペ」 ある年の夏、一年振りで北陸のある都市へ向かった。目的は、この町の企業で夏にインターンシップを経験する女子学生二人と駅の観光案内所前で待ち合わせをしていた。大きな荷物を傍らに緊張して佇んでいる模様。「よっ!……


  • 2021年1月30日更新 投稿者 都会と田舎の境界(その1)「スタバとスナバ」

    最後のシリーズは、どこからが都会でどこまでが田舎なのか・・・「都会と田舎の境界」について、訪れたことのある地域や場所を通して、見てきたこと聞いてきたことをもとに考察してみたい。1回目は、 「スタバとスナバ」 2015年5月、47都道府県で唯一出店されていなかった「スターバックス」が鳥取県にオープン。鉄道の玄関口、JR鳥取駅前にである。全国で千店舗を超える出店をしているスターバックスコーヒーは、何故に鳥取県へ進出しなかったのか。こうした顧客と直接対対面しながらの商材では、出店する立地は重要なマーケティング戦略が必要であろう。特に重要なのは市場規模、この場合は人口であると飲食系の専門家……


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