地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2023年12月30日更新 2023年を振り返って(”よく見る/観る”について)

    ちょうど1年前。 2022年は「問いの大切さ」に気づいた年だったと振り返りました。 そして、 2023年は、「正しい問」をいろいろな方々と議論をしながら突き詰めていく、そういう1年にできたら良いなぁ、と思っています。 と抱負めいたものを書き残したのでした。 2023年は、旅の一年だったように思います。 2月に久しぶりの海外、台湾に行き、その後2回訪問。都合3回の台湾訪問となりました。 正しい問のためには、日本ではないものを見てみることが大切である、ということを改めて確認することになりました。 もう40年近く前ですが、高校2年の夏、40日ほどオーストラリアに一人でホームスティ……


  • 2023年12月7日更新 ちょっとした気づかい

    今年の秋の出来事です。 ある幹線道路を西に向かって走っていました。 片側2車線ある広い道は、途中から片側1車線に。 ほどなくこの道も追い越し禁止になりました。 都市から離れて、田舎になると、まあ、こういうことはよくあることです。 制限速度50km/h 気持ちよくハンドルを握っていたわけですが、急に減速。 原因は3台前の30km/hで走る高齢者が運転する軽自動車でした。 安定して30km/hならまだしも、時々速くなったり遅くなったりします。 いわゆるマイペース。 2台前には明らかにイライラしている感じの白い普通乗用車が見えます。 運転しているのは、茶髪の若い女性……


  • 2023年7月17日更新 何を変えるのかではなくて、何を守るのか

    7月に、6日間ほど北海道東川町に滞在した。 菊地伸町長、そして多くの東川町の役場の職員の皆さん、そして地域の人々と会話を楽しんだ。 多くのキーワードをいただいたが、最初2日ほどの感想は、 「写真の町」から生まれた景観を大事にするという文化 「合併しないと決めたことを契機とした」とにかくやってみようという文化 という2つのことがこの20年で定着してきた、その歴史の先に今がある、ということだった。 失敗からも学び、役場も住民も少しでも一方でも1mmでも良くしていこう、というそういう文化が定着してきたのだろう。 島根県石見銀山にある他郷阿部家で、毎日のようにしつらえ……


  • 2022年7月23日更新 グルグラムと磐梯町

    7月は、都合3回、福島県磐梯町に滞在することになった。 今、3度目の滞在の途中だ。 Living Anywhere Commonsという共創施設のサブスク会員になっていて、 磐梯町にその拠点の一つがあるのだ。 サブスクなので、何泊しても値段は同じだからついつい長く滞在してしまう。 でも、何より嬉しいのは、涼しいことだ。 この暑い今年の夏でも、クーラー不要(そもそもクーラーがない) 扇風機をちょっと回せば、それで普通に生活ができる。 さすが、磐梯山の麓で、標高が高いことの恵みだ。 そして、 併設されたコワーキングスペースには大きな机がたくさんあって、 自分……


  • 2022年2月28日更新 第6回定時社員総会を終えて

    2022/2/28に、無事に第6回の定時社員総会を終えました。 コロナ禍のためにオンライン開催としました。 2年前には全く想定できませんでしたが、すでに皆さんオンラインに慣れていて、後期高齢者になっている社員の方もいらっしゃるんですが、何の問題もありませんでした。 そして、ロシアによるウクライナ侵略が進んでいるなどとは、1か月ほど前には思ってもみないことでした。 とはいえ、ナチズムの台頭や、日本の日中事変等、アメリカのイラク侵攻など、こうした悲しいできごとは繰り返し起きているというのもまた事実です。 ところで、プリゴジンの散逸構造論という、私が大学時代に流行っていた学問があり……


  • 2022年1月3日更新 2022年を迎えて

    あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 年末からブログを振り返っていたら、「2020年、2021年と弊社の総括も、私自身の総括も、ほとんどできていなかったな」と反省です。 そのまま元旦を迎えてしまいました。 少し、この2年間と、その中での、Community Future Designの関わりを振り返ることから2022年を初めてみたいと思います。   環境を見ると、コロナ禍一色と言っても良いのではないかと思います。 オンラインが急速に進み、在宅だけでなく、「どこにいても良い」という環境が進みました。 実際、我……


  • 2021年8月27日更新 パナソニック(株)様のアクセラレーションプログラムのお手伝いをいたしました~広島県福山市の教育から学ぶ~

       パナソニック(株)様のアクセラレーションプログラム   パナソニック(株)様では、本社のコーポレーションイノベーション戦略室が中心になり、社員の皆さま向けにアクセラレーションプログラムを実施されています。 世の中の変化が激しい中で、既存にない新規性のアイディアを事業化する、その強い思いのあるメンバーがプログラムを推進されています。 これまでも、弊社団代表の澤は、会津でのパナソニック(株)様のプログラムにメンバーとして参加するなどのお手伝いをさせていただいておりましたが、今回、このプログラムのアドバイザーをされている、西会津町CDOで会津広域地域デ……


  • 2021年8月20日更新 『場の発酵研究所』で発酵のお手伝いをしました

        『場の発酵研究所』第1期第4回ゲストスピーカーとしてお招きいただき、オンラインでお話をさせていただきました。   『場の発酵研究所』は 困難や問題がますます増えていく社会において、どのようにわたしたちが生き、新しい活動や営みを生み出していくことができるか(どう「場」を編み直していけるか)を思考・構想し、実験・実践に落とし込むための研究を続ける場 場の発酵研究所noteより を提供し、趣旨に賛同して集まってこられた研究員の方々と、研究を重ねながら場を醸していく、という取り組みをされています。 場を醸し出すために、どういうボ……


  • 2021年6月15日更新 数学をやれば神様が見えるようになる

    ――Salon De ∫u Ken流「数学学」――     「数学は得意ですか」と聞かれて「はい」と答えられる人はそれほど多くないでしょう。 難しい公式を覚えたり、証明問題を解いたりすることが何の役に立つのだろうと疑問に思う人もいるかもしれません。 では、なぜいま数学が重視され始めているのでしょうか。 大学時代は数学科に在籍していたという代表理事の澤が、デザイナーの川村貞知さん、建築家の古川泰司さんを相手に、“数学の気持ち”を解説します。   ※本記事は動画「Salon De ∫u Ken #2『数学の気持ち』を語る b……


  • 2021年5月13日更新 計画をつくる 

    自治体のアドバイザーなどを複数やっていると、4月にはいろいろな意味で 「計画づくり」  が話題に上る。 私も、長い間、お役所勤めだったのだけど、郵政という一応経営体にいたこともあり、計画と言っても実際に業務運行とセットで「いわゆる絵に描いた餅」にならないようにするにはどうしたら良いのか、ということに気を配る25年だった。 民営化して、民間の経営者が増えたが、思ったよりも「絵に描いた餅」が好きな人が多いことに驚いた。 ということで、最近、アドバイスをしていて気づいたことをこの際、少しまとめておこうと思う。   1 第一の誤り(計画よりビジョ……


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