地域の課題を解決するための伴奏者

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  • 2018年12月31日更新 投稿者 2018年を振り返って

    2018年は、 「感じる」 がキーワードだったなと改めて感じています。 2017年の振り返りでも、 所詮、人間は全てがわかっていない。 わかっていないことはAIで解決できない。 ということを書かせていただいたのですが、その手触り感がさらに強くなったと感じています。これまでにない機会をたくさんいただいたのも2018年でした。 「感じる」の絶好の機会になった、出羽三山での夏の山伏修行。 Cambridgeでの一週間は、「寛容な社会とは何か」を、敏感に感じさせてくれる日々でした。 そして、福山市の経営戦略監として、 西会津町の教育改革に対するサポーターとし……


  • 2018年12月24日更新 投稿者 市民大学でお話してみました(最終回)

    http://www.cofude.com/column/1179/ 残ってくれた学生の皆さんを中心に 2日連続のクレソン鍋に、BBQという豪華な夕食を囲みながら、反省会。 「こういう話をもっと早く聞いていれば、数学は楽しかった」 と言ってくれた方が多く、お世辞もあるかもしれないが、正直嬉しかった。 お話しを頂いてから、約半年。 「何を話したら、数学が楽しいということがわかってもらえるのだろうか?」 と考えた日々にやっとゴールが訪れた。 そして、今日1日でわかったこと。 算数・数学を最初から嫌いだという人はさほどいない。 小学校の低学年の時は得意……


  • 2018年12月23日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第9回)

    http://www.cofude.com/column/1172/ そして、当日。 最終的には20名を超える方々が参加してくれた。 得意な人、苦手な人、好きな人、嫌いな人、年齢層も中学生から60歳を超える方まで。 数学の教員もいれば、養蜂業をやられている方など、ジャンルも様々。 地域も、広島県、鳥取県、島根県などなど、遠くから足を運んでいただいた。 「数学」というお話で、どれだけの方が興味を持って頂けるだろうか? 正直、心配していたのだが、 多様性のあるフィールドで、今日は、皆さんで数学を考える という時間を共有できる。 当日の中身に興味のある……


  • 2018年12月19日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第8回)

    http://www.cofude.com/column/1166/ 今回のGO▶︎つくる大学の「解かなくていい数学〜神さまの証明〜」は、島根県の江津市にある、アサリハウスでびっちり1日間というプログラムだったのだが、ありがたいことに、福山市教育委員会の方々が、たくさん足を運んでくださった。 教育の世界も、大きく変化をし始めている。 「アクティブラーニング」などの主体的な学び それは、解き方や答えを学ぶのではなく、 自ら「考える」ということ がカリキュラムの要素になりつつあるという動きだ。 しかしながら、限られた時間の中で、効果的にこうした学びの時間を創るのは簡単……


  • 2018年12月17日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第7回)

    http://www.cofude.com/column/1158/ 神さまの世界 ずっと悩んでいたのは、どうやってみなさんを「そこ」に引き入れればよいのだろうか、ということだった。 少し言葉を整理すると、 現実は「フツーに人が理解できている世界」であり、 全体は、「現実」に「神さまの世界」を加えたもの ということになる。 第6回でお話しした通り、先天的に盲目の人が見えるようになった場合には、二次元すら把握すること難しい場合がある。 しかし、我々は絵という2次元の世界の中に、3次元を感じることができる。 つまり、現実と神さまの世界の間の境界には、個人差があると……


  • 2018年12月16日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第6回)

    http://www.cofude.com/column/1151/ GO▶︎つくる大学の本番は、11月11日、ポッキーの日。 それを遡ること20日、10月20日に、GO▶︎つくる大学の講義を受けることとなった要因の一つ 東京大学ホームカミングデーでの講演の日がやってきた。 数学科卒がなぜ地方創生をやることになったのか 1時間はあっという間だった。 第3回で少し書かせていただいた 「人生のその時々の選択がなぜ行われたのか」 とか 「実社会に役立つ数学」 というお話は、実は、この講演が下敷きになった。 大学を卒業してから、25年以上。 数学というものへの興味が……


  • 2018年12月12日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第5回)

    http://www.cofude.com/column/1127/ 神さまをクリアし、残ったのは「解かない」、「解かなくてもいい」というキーワード。 「本当にそうなのか?」 というのは、私が物事を考えるときの基本的な思考の一つで、そこから何かが生まれることが少なくないのだが、今回も、 「数学とはそもそも何なのか?」 ということを一度調べてみることにした。 Mathmaticsの語源は、ギリシャ語のマテーマタ。 「学ぶべきこと」という意味だ。 政治は「感覚ではなく、しっかり数や量の概念を用いて、物事を把握し考える」ことが求められる。 マテーマタは、そのため……


  • 2018年12月3日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第4回)

    http://www.cofude.com/column/1100/ 悩みは、私だけの悩みではなかった。 オーナーの江上さん、そして、GO▶︎つくる大学の事務局の盆子原さん、小田原さん、皆さんも悩みを共有してくれていた。 「数学学」と銘打ったところまでは良いものの、どういう話であれば魅力を感じてもらえるのか、あるいは、どういう表現をすれば、その魅力が伝わり、セミナーに参加してくれるのか、 試行錯誤は続く。 物理のように現実の世界ではないところにあるもの それが、いつの間にか「神さまの世界の話」に置き換わり GO▶︎つくる大学は、みんなで考える場……


  • 2018年11月29日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第3回)

    http://www.cofude.com/column/1110/ 論理という話から不確実性という方向に進み、ちょっと行き詰ったところで、基本に立ち戻ってみることにした。 4つ目の小道 算数と数学の違いは何なのか、という基本的な問いに立ち戻ることにした。 そもそも、高校までの数学はほとんど算数ではないのか。 高校で数学が得意な人は大学では物理を学ぶべきで 高校で物理が得意な人は大学では化学を学ぶべきで 高校で化学が得意な人は大学では生物を学ぶべきで 高校で生物が得意な人は大学では? というような話を大学時代によく友人と話していたことを思い出す。 私はそもそ……


  • 2018年11月25日更新 投稿者 市民大学でお話ししてみました(第2回)

    http://www.cofude.com/column/1098/ 今回のオーナーはゴウツゲストハウジーズの代表である江上尚さん。 江上さんとのお付き合いは3年近くになる。 「『数学学』をやりませんか?」 と今年の5月末に声をかけてくれたのは、江上さんだ。 (左が江上さん、右が筆者。中央は、アサリハウスの佐々木さん。ハマボウフウを採りに浅利海岸へ。) 私の仕事のフィールドの一つである、福島県西会津町。 薄友喜町長が「教育で町を変える」と声をかけ、昨年の冬から教育の進化に着手した。 「過疎地と教育」といえば、島根県。高校魅力化。 奥出雲町の横田高校や、江津市の江津……


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