地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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  • 2023年12月30日更新 投稿者 2023年を振り返って(”よく見る/観る”について)

    ちょうど1年前。 2022年は「問いの大切さ」に気づいた年だったと振り返りました。 そして、 2023年は、「正しい問」をいろいろな方々と議論をしながら突き詰めていく、そういう1年にできたら良いなぁ、と思っています。 と抱負めいたものを書き残したのでした。 2023年は、旅の一年だったように思います。 2月に久しぶりの海外、台湾に行き、その後2回訪問。都合3回の台湾訪問となりました。 正しい問のためには、日本ではないものを見てみることが大切である、ということを改めて確認することになりました。 もう40年近く前ですが、高校2年の夏、40日ほどオーストラリアに一人でホームスティ……


  • 2023年12月18日更新 投稿者 “問題解決の支援”を語る

    少し前になるのだけど、山形市の井上貴至(いのうえたかし)副市長にお誘いを受けて、井上さん主催の朝会 「おっはークラブ」でお話をさせていただいた。 地域づくりのエキスパートとして高明な井上さんの手前、地域づくりのお話しをするのもどうかと思い、 お誘いを受けていたものの、何をお話しするか考えあぐねていた。 私自身は、弊社の代表以外に幾つかの仕事を兼業させていただいているけれど、基本に据えているポリシーがいくつかある(というか、それに最近気づいたのだが。。。) まず一つ目は、 対症療法のような一過性なものには興味がなく、じっくりと時間をかけて体質改善をする、そういう仕事に興味……


  • 2023年12月7日更新 投稿者 ちょっとした気づかい

    今年の秋の出来事です。 ある幹線道路を西に向かって走っていました。 片側2車線ある広い道は、途中から片側1車線に。 ほどなくこの道も追い越し禁止になりました。 都市から離れて、田舎になると、まあ、こういうことはよくあることです。 制限速度50km/h 気持ちよくハンドルを握っていたわけですが、急に減速。 原因は3台前の30km/hで走る高齢者が運転する軽自動車でした。 安定して30km/hならまだしも、時々速くなったり遅くなったりします。 いわゆるマイペース。 2台前には明らかにイライラしている感じの白い普通乗用車が見えます。 運転しているのは、茶髪の若い女性……


  • 2023年9月12日更新 投稿者 理事の太田をご紹介します

    代表・澤がドドーンとキャラ立ちしている「こふで」ですが、ページをめくると実はそこにまだまだユニークな人材が控えております。 本日は、社団ナンバー2である理事の太田を、ワタクシ・オバチャン事務員がご紹介します。 (なお、社団のミーティングにおける太田の発言内容には大学教員としての話が多く、「先生」というイメージが強いため、インタビュー中は「先生」と呼称しています。) では早速、先生の本業について教えてください。   ひとことで言うとMICEの専門家です。 MICEとは、MEETING(MICE)・INCENTIVE(MICE)・CON……


  • 2023年7月25日更新 投稿者 こふでのお仕事図鑑【思想編】

    設立8年目を迎えた我が社団「こふで」ですが、これまでの取り組みから、社団としてできること・やるべきことや、関係するメンバーとの協働を通してひとりひとりの情熱の源泉はどういうところにあり、それをどのように引き出していくのがよいか、などが少しずつ見えてきています。 そこで、今回のコラムでは、ワタクシ・オバチャン事務員が、「こふで」の使命感と情熱の源泉となる思想について、代表・澤へのヒアリングをもとにご紹介します。 これまでの「こふで」の活動は、まちづくりや公教育の分野での取り組みが多いように思われますが、どのような考えから活動のフィールドを選んでいるのでしょうか。 私……


  • 2023年7月17日更新 投稿者 何を変えるのかではなくて、何を守るのか

    7月に、6日間ほど北海道東川町に滞在した。 菊地伸町長、そして多くの東川町の役場の職員の皆さん、そして地域の人々と会話を楽しんだ。 多くのキーワードをいただいたが、最初2日ほどの感想は、 「写真の町」から生まれた景観を大事にするという文化 「合併しないと決めたことを契機とした」とにかくやってみようという文化 という2つのことがこの20年で定着してきた、その歴史の先に今がある、ということだった。 失敗からも学び、役場も住民も少しでも一方でも1mmでも良くしていこう、というそういう文化が定着してきたのだろう。 島根県石見銀山にある他郷阿部家で、毎日のようにしつらえ……


  • 2023年1月20日更新 投稿者 澤ノートをめぐる冒険 vol.2

    前回のコラム【澤ノートをめぐる冒険 vol.1】では、澤のアドバイザー業務におけるノートの役割について考察し、以下のキーとなる言葉たちが掘り出されました。 自分のことは「自分だけ」を見るのでは把握しづらいが、対比する対象があると理解しやすくなる データから「絶対解」は導けないが、データの差分はここにありそう、と「見当をつける」ことは可能だと思われる 差分を探せるとゴールへの道筋が見えてくるので、それをノートで整理できたらプロジェクト成功の目算が立つ データ分析とはほぼ無縁の文系人生を送ってきたワタクシ・オバチャン事務員からすると、このうちの「差分がここにありそう、と……


  • 2022年12月31日更新 投稿者 2022年を振り返って

    2022年は、ずっとモヤモヤしていたものに答えらしきものを出すことができた、これが一番感慨深い。 それは 「学校教育というものは、しっかりエビデンスで見た方が正しい答えが分かりそうだ」 ということを説明できた、ということで、これは福山市教育委員会の支援がなければできなかった。 行政とアカデミアの連携は、これまでに自分自身も経験がなく、新たな一歩が踏み出せたと思っている。 実は、この研究というプロセスで、私が一番学んだのは 「問の大切さ」 ということだった。 そして、もう一つ、多くの友人から今年呟かれた言葉は、 「なぜ、優秀な人も、正解を私に聞こうとするんだろう」 だっ……


  • 2022年12月2日更新 投稿者 澤ノートをめぐる冒険 vol.1

    誰かが、貴方と同じものを同じ条件で同時に見たはずなのに、貴方とは全く違う、思いもよらない「後ろ斜め45度」くらいの視点からの意見・コメントをしてきて衝撃を受けたことはないでしょうか? そんなとき、この人はなぜそんな風に考えたのだろう?その思考プロセスを覗いてみたい、と思ったことはないでしょうか? ワタクシ・オバチャン事務員は、代表・澤を見ていて、「どうしてここでこんな上手い表現が出てくるのかしら?」とか、「今までの話からどうしてそういうまとめに持って行けるのかしら?」と思うことが多々あり、澤がちょっと一般的ではない、特異な「思考の切り口」を持っているように思われ、大変興味が……


  • 2022年10月11日更新 投稿者 澤のお仕事図鑑【入門編】

    代表・澤とFacebookで繋がっている方ならどなたでも、澤が日々、東に西に、北に南に、日本中を駆け巡っていることをよくご存じだと思います。そして、アップされる写真の数々も目にされているでしょう。 私は、行く先々で美味しそうなご当地グルメに舌鼓を打っている様子が、どうしても目につきます(笑) そこで抑えきれずに「いいですね。美味しそうですね。」とコメントしてしまうと、大抵、返ってくる言葉がこれです。 「いや、でも、仕事ですから」 さて。これは納得できる返答なのでしょうか。 澤さんて、何やってるの?いろんなところ行って、美味しいもの食べてるだけなんじ……


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