地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2016年8月5日更新 市町村合併から見るグローバリズム

    ちょっとした旅に出た。 気が向いたところへ行くという感じ。 今回のターゲットは四国だった。 旧土佐山村(高知市に合併)、旧本川村(いよ町に合併)、そして宇和島、直島。 偶然にも、最初の二カ所で、地域活性化のリーダーだった方や、移住で宿の指定管理を受託しているご夫婦などの話をお聞きすることができた。 土佐山村。1000人の村だから成立していた民主主義。 電源立地で裕福だったという、本川村。 どちらも、市町村合併で大切なものを失ったと人々は 感じている。 偶然にも、宮本常一の「忘れられた日本人」の「土佐寺川夜話」の舞台、寺川集落の入口を通過 単純……


  • 2016年7月31日更新 官の役割、民の役割(江津紀行第4回)

    今年の5月。某地方自治体OBの方の 「官でできることには限りがある」 という一言に触発され、 「官民連携」 が地方活性化には必要だということを書かせていただいた。 5月14日のブログ「官民連携」 今年二度目の江津市役所訪問。 江津市のキーパーソンの中川哉地域振興室長は 「何も特別なことはしていません」 というトーンを崩さない。しかし、その話の中で、常に語られるのは 「自治体は黒子ですから」 という一言。 黒子が動くから、実は素晴らしい舞台が成立する。 自治体が動くからこそ、地域活性化が加速するという事実が、この言葉に表れている。 江津に訪れる前、……


  • 2016年7月30日更新 遊学のススメ

    高知市内から30分ほどの山の中に、旧土佐山村がある。 「夢産地」と名付けて、平成10年にはすでにPFI的手法で活性化をはじめていた土佐山。 偶然が重なり、その中心人物のお一人、大崎さんのお話しをお聞きすることができた。 「昔から、集落毎に勉強するという文化があった」 「興味深い話があれば、村民に継続的に見学させに行かせた。当時の村長が教育に信念を持っていた。大分県の大山村には、毎年5人、10年間で50人近くが訪問したかな。。。」 という。1500人ほどの村である。 土佐ということで、なんとなく明治維新を思い出した。 明治維新を起こした人々の江戸遊学、長崎遊学、師を探し……


  • 2016年7月27日更新 空き家問題と待機児童問題の類似性

    田舎に行く。 住み家を探そうとする。 「空き家、いっぱいありますよ」 町の人の言葉とは裏腹に 「さっぱり空き家が見つからない」 実のところ空いていないのだ。 「盆や正月には都会から戻ってくるから空き家ではない」 「昔からの家財道具が置いてあるので貸せない」 「先祖代々のものを他人に売ってはご先祖様に申し訳ない」 たまたま、今日の朝のニュースを見ていたら、待機児童問題をやっていた。 「対策として、保育所を作るといったら、地域住民が猛反対」 というお話。 「閑静な住宅街に保育所を作るなどありえない」 という千葉県の話も記憶にあたらしいが、今回は、 「子供の遊び場……


  • 2016年7月24日更新 自らを縛る自分の脳

    セミナーや勉強会、特にお招きを頂いた場合には、なるべく皆さんがお話ししていることをしっかりお聞きすることにしている。 「あ、こういうところに課題を感じているんだ」 とか、 「こういう夢を描いているんだ」 なんていうことをお聞きしつつ 「自分だったらするだろう?」 と考えるのが、とても勉強になる。 地域の生きた課題を皆さんが出してくれる。それこそ自問自答ならぬ他問自答の大喜利、といったところだろうか。 この時、大切にしている自分の流儀。 「課題と言ってるけど、本当に悪いことだらけかな?」 とか 「その課題の前提は、絶対に変えられないのか、そもそも勝手に思い込んでいる……


  • 2016年7月16日更新 足りないものを一つ一つ(江津紀行第3回)

    やろうという風土、それを支える仕組みが、今の江津にはある。 そして、それを苦しいながら、なんとか維持していこうという気概も。 それは、今回お会いした方々と話していて、その本音トークの中に、表現されていた。 前回の「大量生産、大量消費へのアンチテーゼ」なんていうのも、実は、 「続けていくこと」 を考え抜いた一つの結論になっている。 だから、江津でお会いする人は、自然体だし、背伸びをしていないようにも見えるのだが、続けていくという、一番難しいことことに、 「背伸びをし続けている」 ちょっと言葉は適切でないのだが、 「攻撃は最大の防御」 といったところか。 ……


  • 2016年7月14日更新 やってみんさい(江津紀行第2回)

    江津の成功の理由の一つは、 「しがらみがない」 ということ。 とは言いつつも、以前は、なかなか空き家を借りることもできず、苦労の連続、それを一つ一つ乗り越えてきた、ということを、笑顔で皆さんお話ししてくれる。 NPOてごねっと石見の専務理事の、藤田貴子さんもその一人。 前回、今回と東京から訪れる我々のために、綿密で濃いスケジュールを立ててくださった。 最後に、 「やってみんさい」 という言葉が心に残った。 仮に「しがらみがあった」としても、長老クラスが率先して「やってみんさい」と言ってくれる文化、原点は、江の川と北前船で栄えた商都「江津」のDNAがあるのだろうか。。。……


  • 2016年7月3日更新 東京から遠いメリット(江津紀行第1回)

    東京から一番遠い町、島根県江津市。 毎年開催されるビジネスコンテスト(通称:Go-Con)を通じて、楽しい大人たちが集まってきている町。正確に言えば、楽しい大人たちを集めてしまっている町。 今春、訪れて、あまりに懐かしさに、3か月おいて、また訪れることになった。 初めて会う人、以前、お話をしたのだが、はじめてじっくりお話を聴くことができた人。それぞれに、「実行する」が、基本の理念にあるところが、共通点。 旅の終わりに、2015年のGo-Conの大賞受賞者である、江上尚さんと、じっくりお話をさせていただいた。 江津市浅利地区。海岸線に巨大な風車群が並び、なんだか近代的なエリ……


  • 2016年7月2日更新 人のこと(第5回)

    「成功例の移植」は良くない、と前回、お話をした。 これは、「過去の成功事例」にとらわれる経営者が企業をダメにする、という、企業経営のイロハのイと同じ。 過去と現在では、企業の置かれている状況が違う。だから、過去の成功が、今の成功、あるいは将来の成功にはならないのは自然。 「地域」に置き換えれば、常に環境が変化するばかりか、地域の特性が全く違うのだから、そのまま移植できることが稀なのは明らかなように思う。 逆を言えば、それだけ地域というには、一つ一つ特性を持っていると考えてもいい。 では、Community Future Designが、なぜ、ツアーや勉強会で、いろいろな地域の活性……


  • 2016年6月25日更新 ウォール アート プロジェクト

    地方活性化を考える上で、人のネットワークは重要だ。 私はなるべく違うジャンル、異なる地域の人と会う努力をするようにしている。 新しい知恵が得られるという単純な話だけではない。あたらしい自分を写す鏡を得ることで、自分のアイデアをさらにブラッシュアップすることもできるのだ。 友人の紹介で、インドで、壁画アートの芸術祭(ウォールアートプロジェクト(WAF))を行っているという団体のプレゼンテーション(報告)を聞く機会を得た。 場所は、福島県の名門、安積高校の敷地内にある、安積歴史博物館。安積高校旧校舎で、とても、歴史の重みを感じる建物だ。 ここで話を聞ける、というだけで、少しワクワクす……


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