地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2017年4月9日更新 地方活性化について考えたこと

    日曜日は、丸一日、地方活性化について籠って打ち合わせをしていた。 ランチには、美味しいハンバーガーで活力をつけた。 幾つかのキーワードが出てきた。 役所の組織は縦割り。連携が必要な時代になると、どうしても横軸を整える組織が薄いのは痛い。 民間側のキーパーソンがいないと進まない。人のインキュベーションには相当な時間がかかる。 インキュベーションには相当な時間がかかる。まずは「やる気がある人」に対するノウハウ強化が先ではないのか。 県境にある自治体は、隣の県の自治体と組むのは難しい。そういう、「勝手に決めてしまった物事の境界」というものが無数にある。 進め……


  • 2017年3月27日更新 オートレストラン長島の閉店

    久しぶりに、ふるさとの三重県伊勢市に向けてハンドルを握った。 深夜のドライブになり、三重県に入ったのは、深夜の4時。 しかも、伊勢湾岸自動車道が事故渋滞のため、国道23号線「名四国道」を走ることに。 石油化学コンビナートという正の資産とともに、四大公害の一つである四日市ぜんそくという負の資産という、高度成長期を象徴する場であった四日市。四日市と名古屋を結ぶ大動脈が名四国道だった。 多くは高架道路になっていて、私が幼い頃には、 「未来」 を感じることができる場所だったのも事実。 爆走するトラックは相変わらず。 高速道路の事故でこちらにトラックが流れたから、特にひどいのかも……


  • 2017年3月16日更新 社員総会を終えて

    第1期の社員総会を無事に終えることができました。 立ち上げて1年あまり。 いろいろな地域に訪問させていただき、コンサルタントと言いながら、実際には訪問を通じて自分が勉強をさせて頂く毎日でした。 第1期の事業の結果を、社員や参与の皆さんにお話をし、第2期の新たな事業の方向性についてもお話をさせていただきました。 それは、第1期を通じて感じることのできた「地域活性化の諸課題」に、何らかの答えを見つけて行こう、という試みです。 一つ目は、そろそろ見え始めている「ブームの終焉」、「補助金・交付金の削減」を見据えて、「持続性や事業性」が希薄であるという今の実情にどう対応するか。……


  • 2017年3月7日更新 小さく小さくならないために。。。

    地方活性化。 どういうわけか、小さい集団で議論をして、あーだこーだ言っているというのが少なくない。 「地方活性化にかかる成功事例」を講演で聞いたところで、 「うちは違う」 と言って、自己完結する。それなら 「聞かなかったのと同じ」 というオチが最小単位かもしれない。 自治体の場合を考えるとわかり安い。 「隣の自治体とは仲が悪い」 というのを、あちらこちらで聞く。 「うちは違う」ということは、 「隣の自治体とは違う」 ということだ。 だからこそ、広いエリアで何か活性化をやろうとすると、 「足の引っ張り合いになって、まとまらない」 ということになる。 小……


  • 2017年3月4日更新 2度目の長島町(第2回)

    ミツバチ不在の副町長室へ。 「地域のミツバチ」こと、井上副町長は今日は、どこかに蜜を探しに行っているだろうか、不在。。。 今回は、さしずめ、ミツバチのいない間に、 「蜂の巣はどうなっているのかな」 というのを教えていただきにやってきた、といったところだろうか。 2か月前に訪れた長島町役場。 階段を上がって、すんなりと地方創生副町長室へ。 主人不在で少しばかり静かだが、役場にあるコワーキングスペースはやはり居心地が良い。 ここで、井上副町長室という蜂の巣の守り人とでもいうべき、長島町役場の町口さん、本田さんのお2人から、いろいろお話をお聞きすることができた。……


  • 2017年3月3日更新 2度目の長島町(第1回)

    「なんだか天草みたいですね」 と言ったのは、島原で農業法人を立ち上げたばかりの平元洋さん。 島原から、天草にわたり、南北縦断をして、天草の南端にある牛深港から長島町の蔵之元港へ渡るフェリーの中で、そう語った。 2度目の周防大島に続いて、私は2度目の長島町を訪れようとしていた。 「長島町は鹿児島県ですが、天草に文化は近いのです」 と前回お聞きしていたのを、平さんは証明してくれたことになる。 日本一の鰤養殖を行う、東町漁協、そして、大規模な養豚に取り組まれている長島ファームなどでお話しをお聞きした前回に続き、今回は「農業」だ。 「赤土じゃがいも」 なるブランドで売り……


  • 2017年2月28日更新 島原の旅

    実は、島原を訪れるのは、実に30年ぶりになる。 高校の修学旅行で訪れて以来。 雲仙普賢岳の噴火の前で、島原の乱、天草四郎、キリシタンという香りが印象として残っている。 30年ぶりの訪問での第一印象は、失礼ながら 「思った以上に大きな町だな」 ということ。 そして、予想を裏切らないのが、鯖、おこぜ、甲貝といった新鮮な魚介類だ。 全て刺身で頂いたが、私好みの「甘めの醤油」とよく合う。 今回の訪問は、美味しい食事目当てではない。 40歳を節目に、地元の農業を支えたいと、サラリーマン生活に終止符を打ち、家業の農業を継いだ、平(ひら)元洋さんにお会いし、新規就農の苦労を……


  • 2017年2月22日更新 2度目の周防大島(第4回)

    信頼、人の力、起業力、そして「無添加」などの個性、そんなことが、これまでお話ししてきた、この周防大島のキーワード。 でも、最後にとても大切なのが、 「つなぐこと」 ジャムズガーデンの松嶋さんは、農家の経営も考え、ジャム用の果物をなるべく高く買いつけるようにしているという。 農家がいるからジャムができる。このギブ&ギブが、とても良い、島のチーム作りに貢献している。 これは、「ジャム自体の品質が高く、高付加価値でなければ成立しない」というモデルでもある。 大事な「つなぐ」の一つ目。 松嶋さんのUターンも面白い。 最初は、ジャムで成功するかわからないので、奥様が周……


  • 2017年2月17日更新 2度目の周防大島(第3回)

    周防大島は豊かな瀬戸内の海に囲まれている。 昨年7月、1度目の周防大島訪問の折に、大島の南岸にある、小さな島、沖家室島を訪れた。 南岸には細い道路が続き、周防大島の中でも、どちらかというと静かな集落が続いている。 その道路から、沖家室大橋を渡ると沖家室の集落。小さな漁村だ。 小さな漁港の堤防脇に、木の枠が並んでいる。 近づいてみて何か判明。ひじきの天日干しだった。 このひじきが使われているのかは聞きそびれてしまったのだけど、1日目の最後の訪問先は、オイシーフーズの新村一成さん。広島にお勤めだったのだが、地元に戻ってきて、食品加工業を始めた。こだわりは 「無……


  • 2017年2月15日更新 2度目の周防大島(第2回)

    今回、周防大島のツアーを企画してくださったのは、ジブンノオトの大野圭司さんだ。 大野さんは、子どもから大人まで、幅広く、起業家教育やキャリア教育を企画・実施されている。 2日目に訪問した、KASAHARA HONEY。 花の開花に合わせて日本列島を縦断するのが普通という養蜂業にあって、周防大島だけに巣箱を置いて行う養蜂業。 その代表の笠原隆史さんに 「なぜ、こんなに正しいステップを踏んで、起業が行われているんですか、どこで学ばれたんですか?」 と、質問した。 「島スクエアで学びました」 島スクエアは、国立大島商船高等専門学校が提供している、起業のための学びの場だ……


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