地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2016年5月28日更新 人のこと(第3回)

    さて、人のことも3回続いてきた。3度目の「ウニの話」をしたい。 ウニは「いびつ」ではなく、球体になっていて欲しい。 いくら能力があっても、サボタージュされてしまえば、その針はないに等しい。 能力がある人が機能発揮しなければ、結局はダメなのだ。 そのためにはどうしたらいいのか。。。 先日、バンドの初参加した。 8人という大所帯。当然、ボーカル、サックス、トランペット、ダブルギター、ベース、キーボード、ドラム。 遠隔地もいて、皆さん仕事も多忙、なかなか集まれなかったのだが、出張中にホテルの一室でこっそりと練習していた、などという人も少なくなく、皆さん、真剣だった。 なぜ……


  • 2016年5月26日更新 人のこと(第2回)

    前回、昨今のダイバーシティーのおかしさを指摘した。 端的に言って、男性に対して女性、ということだけが飛び抜けているように思う。 別に多様性は性別だけで測れるものではない。 国籍や文化、主義主張、食べ物、その尺度など、山ほどあるだろう。 昨今、女性の皆さんとダイバーシティーについてお話をする機会も多いが、求めているのは「女性の多様な働き方だ」とおっしゃる方が実に多い。別に、「管理職にして欲しいわけではない」とおっしゃる方もいる。 「違うことを褒める文化」 がやっぱり、やっぱり、どこかに忘れ去られているのだと思う。 これは、実は男性にも同じことが言えるかもしれない。自分に置き……


  • 2016年5月24日更新 人のこと(第1回)

    今日から、数回、人材開発について書いてみようと思う。 次世代の企業人を育てよう、という旗印で、大手企業の人事担当役員から、人事に興味にあるデザイナーなど、が集まる会合に参加させていただいた。 なぜ、こんなに日本企業は面白くないのか、というのがなんとなくの題材なのだが、悔やんでいても仕方がない。 外資系企業には、もっと多様な人が働いているし、働き方がある、という。 グローバリズムの中で、日本の良さを生かしつつとも、こういう流れをしっかりと受け止めるべきだ、というのが、なんとなくの論調ということになるのだろう。 僕は以前から、組織というのは、「ウニ」のような構造がいいんじゃないか……


  • 2016年5月14日更新 官民連携

    「官の施策だと、どうしてもできることに限りがある」 とは、先日お会いした、ある行政職員OBの方の一言。 この言葉に触発されて、官民両方を経験した自分が、改めて官民連携を考えてみた。 官の時は、一般競争入札、予算の自由度の無さなど、「もっと自由だったら面白いことできるのにな」と思い続けていた。だから、民間の自由度が欲しかった。 「機能が実現できればいいのだから」 というのが行政の目標なので、それ以上は不要なのだ。 なお、いらない機能ばっかりじゃないか、というご意見もあるでしょうけど、ここでは考えない。 で、民になったらどうか。 「自由は確かにある。スピ……


  • 2016年5月13日更新 再生の分岐点

    町が過疎から廃村に向かうのか、V字回復とはいかないものの、人口オーナス期になんとか人口を維持して町が生き続けられるのか。。。 島根県江津市。 「一度行ってみて」と誘われて訪れたのだが、一度行ったら、また帰りたくなった町。 人口25000人の今がラストチャンスだ、と思ったと、皆が口々に言う。 実は、人口が25000人以下になっていたら復活のチャンスがないとは思わない。 大切なのは「ラストチャンスだ」と危機感を持つことなのではないか。それを明確に数字で意識できているくらいに感じているところがさすがだ。 まちひとしごとで義務的に作成したかもしれない「人口推計」では……


  • 2016年5月10日更新 About Community Future Design

    ここ10年ほど、日本各地に出かけると 「どこも同じような看板が並んでいるな」 「個人経営のいい店がなくなったな」 そう感じることが増えていきました。 均質化、グローバル化。 利便性や低コストを追求した結果とも言えますが、個性のない街は「ツマラナイ」、そう感じることもしばしばです。 地方から東京に出てきた自分には、それを批判する資格はないのだ、と思いつつも、 「グローバリズムから、ローカリズムに転換できないものか」 「多様な社会こそ楽しいのではないか、強い国の基本になるのではないか」 といった思いがふつふつと湧いてきました。 今、人口減少、高齢化への対策、その掛け声のもと……


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