地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2017年2月13日更新 2度目の周防大島(第1回)

    ANAの機内誌「翼の王国」に、2度目の、、、というシリーズがある。 生まれて初めて周防大島を訪れたのが、昨年の夏の7月。 約半年を経て、再訪することができた。 最初に訪れたのは、ジャムズガーデン。 夏。ブルーベリーがたわわに実っていた店舗前のブルーベリー畑は何もなく、半年を経て、何もなかった温室には、美味しそうな苺が実っていた。 冬でも、30度くらいになるらしい。それだけ、瀬戸内は陽の光が豊富だ、ということになる。 ジャムズガーデンの松嶋匡史さんから、2度目のお話をお聞きすることができた。 新書「里山資本主義」にも登場される、周防大島のキーパーソンのお……


  • 2017年1月20日更新 ハチミツのお裾分け(鹿児島県長島町 第3回)

    井上さんは、自分を「地域のミツバチ」として、 「ミツバチが花粉を運ぶように、僕の出会った素敵な人同士を繋げていきたい」 とおっしゃる。 実際、日本全国を駆け回っておられるのだろうけど、長島町内を歩いていても、人に出会うと必ず声をかけている。 「ここの花粉には触りましたよ」 という挨拶なのだろう。 それに答えるように、町の人も、笑顔で答える。 長島町は、熊本県天草市に接している。 昔から、交流が深いようだ。 長島町の蔵之元港から、天草市の牛深港までフェリーで30分あまり。 井上さんは、長島町と天草市を観光などの広がりを求めて「繋げよう」としている。 ……


  • 2017年1月18日更新 ハチミツのお裾分け(鹿児島県長島町 第2回)

    長島町役場は、なかなか堂々とした直方体をしています。 井上副町長室にお邪魔しました。 地方創生担当と書かれています。(「阪急交通社 長島大陸支店」、とも書かれていますが。。。) 長島町役場には、副町長がお2人おられます。井上さんは、地方創生の特命。もうお一方が、いわゆる町のラインの副町長ということになるのでしょう。 入室してびっくり。 「コワーキングスペース???」 なんだか、失礼ながら、見た感じで多種多用な方々がいらっしゃいます。 普通にふらりと、「副町長室である」という気分で入った私は、普通に衝撃を受けました。 大学の名誉教授とい……


  • 2017年1月15日更新 ハチミツのお裾分け(鹿児島県長島町 第1回)

    昨年末、鹿児島県長島町に行ってきました。 長島町と聞いて「ピン!」と来る方は、地方活性化の「通」ですね。 「地域のミツバチ」こと、井上貴至副町長にお会いし、年末のお忙しい中、ご案内いただきました。 長島町は、日本一の鰤の養殖の町。その中心が東町漁協です。 「鰤王」ブランドで、年間200万匹もの鰤を日本中はもちろん、世界29か国に出荷。加工の生産性向上はもちろん、養殖の品質向上にも余念がなく、マグロではありませんが、 「とどまらない」 という熱気にあふれています。 「まだまだ課題はあります」 と組合幹部の皆さんは語りますが、漁協には若者が新たな組合員として参加……


  • 2017年1月12日更新 会津若松から南会津経由で東京に戻ってみた

    月に1、2度、福島県会津若松市を訪れる。 磐越西線か、車で郡山まで行き、そこから東北新幹線で東京へ戻るのが一般的と言えるだろう。 今回、初めて、会津鉄道で南会津に向かい、そこから山を越えて、東武鉄道で浅草に戻るというルートを試してみることにした。 雪が降る日。 夕暮れが近い中、たった一両で走る会津鉄道は、南会津に戻る高校生がたくさん乗っている。しかし、ボックスシートに一人で座ってモバイル端末をいじる、寝る、など、会話するわけでもなく、一人で過ごしている学生が多いことの気づく。子供が減り、等しく会津若松に通う同級生すらいなくなりつつある、ということが感じられる。ここでも、……


  • 2017年1月4日更新 新年あけましておめでとうございます

    皆様、お正月をどのように過ごされたでしょうか? 初詣、登山が趣味ですので初登り、少しばかり友人宅へのお年賀に伺い、そして、一年の計は元旦にありということで、現在抱えているプロジェクトの今年の計画についてあれこれ考えて、三賀日を過ごしました。 電車での移動の間に、年末から続く、積ん読(ツンドク)、つまりは買っても読めていなかった本の読破に努めたのですが、面白いことに、 「世の中はカタストロフィックに変化するぞ。これまでの延長線で物事は考えられない」 という感じの主張が多いな、という実感を持ちました。 ちょっと考えると、世紀末のような恐怖を呼び起こすような話ですが、さにあらず……


  • 2016年12月31日更新 今年一年を振り返って

    地方活性化のサポートをする、と言いながら、各地に伺っては、自分が勉強をさせて頂く日々でした。 春から会津の猪苗代町へ。もう一つの仕事である株式会社ゼビオの地域活性化のCSRプロジェクトリーダーとして、地域活性化に関わってきました。 自治体の役割と運営の難しさ、官と民の役割、CSRとCSV、人材発掘と育成の必要性、できないことと知らないことの混同、危機感の上に改革を進めようとする人材の存在、イベントとは何か、など、地域に入ってみなければわからないことばかりでした。 7月には、猪苗代町の地域振興アドバイザーへの委嘱もいただき、審議会の委員なども通じ、町の多くのセグメントの皆さんとお話し、活動……


  • 2016年12月30日更新 三江線に乗ってみた

    2018年春に廃線となる三江線。 と言っても、鉄道ファンでもなければ、知る人は少ないのではないだろうか。島根県の江津と、広島県の三次を結ぶ、108kmの典型的なローカル線だ。日本海に注ぐ、水量豊富な江の川に沿って走る。その特別な景観ゆえに、鉄道ファンには有名な路線で、廃止を惜しむ声も少なくない。実際、今回乗車した15:17江津発の三次行き列車は、カメラやスマートフォン、あるいは、最近珍しい、ポケット時刻表を手にした鉄道ファンが乗客の大半であった。私もその一人だし、そもそも、江津駅で 「だいたい、三次に行くにはどうなるのだ?」 と久しぶりに分厚い時刻表を眺めることになった。 ……


  • 2016年12月20日更新 課題解決には腹が痛むという当たり前のこと

    地方活性化は、地域課題の解決と捉えると分かりやすい。 「課題を解決する」 ということは、それなりのメリットを享受するのだから、 「無料」 であるはずがない。この当たり前のことが、実は大前提にならないというのが、不思議だ。 地域課題だけは、どうも「ボランティア」とか、「交付金」とか、「補助金」など、無償ということが、前提で議論されてしまう。 企業課題、行政課題、そして、コミュニティの課題。 本来、それらの課題が解決されるなら、そのメリットを享受する企業、行政、そしてコミュニティは、課題解決に対し、コストを負担しなければならないはずだ。 コストが負担されれば、それを実行する……


  • 2016年12月15日更新 設立一周年

    2015年12月14日に、産声をあげた、Community Future Design。 何かできたのか、と言われれば、忸怩たる思いもたくさんありますが、それでも、幾つかの地域で、地方活性化のお手伝いができたことに感謝をしております。 設立時に感じたことは 「地方創生がブームになっている」 ということ。だからこそ、 「コンサルが知恵を出す」 のではなく、 「地域でやろうとする人々のサポートに徹したい」 「地域でやろうとする人材が生まれることこそが活性化につながる」 という信念で活動をしてきました。 実際 「端的に答えを下さい」 といったご要望がなかったわけではあ……


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