地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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投稿者 “代表理事:澤 尚幸”

  • 2016年6月16日更新 他力本願

    五木寛之の「他力」という本をご存知だろうか。 「他力本願」というと、「他人に依存する」ということで、どうも良い印象がないのだが、この本を読んで、ハッとしたのは、すでに10年近く前だ。 彼はもう少し高尚な概念を説いているので、やや、私の自己解釈なのだが、自分の力だけでできることなど、この世の中に、まず一つもない。 空気を吸うことくらいはできるが、水も誰かが美しい水を運ぶ「水道」という仕組みを構築してくれたおかげであるし、食べ物もそれを提供してくれる人がいるからだ。 本当の自給自足、というのは、実はほぼ不可能といって良い。 そもそも、自分自身は親が産んで育ててくれたから存在してい……


  • 2016年6月12日更新 日本一の音楽の神様

    磐梯山の南西。田畑がちょうど緩やかな傾斜で広がるところに、猪苗代街の見祢の集落がある。 「良いものがありますよ」 と、猪苗代青年会議所の佐藤理事長に案内されたのは、「日本一の音楽の神様」だ。 頭の上に、琵琶の神様が小さく鎮座して、それが「日本一の音楽の神様」なのだという。ピアノを弾く自分としては、手を合わせない訳にはいかない。 その神様の隣に「農家レストラン結」がある。 特産の蕎麦、アスパラの時期には、おいしいアスパラの天ぷらのついた天ざる蕎麦などがいただける。 美祢の集落の人々は、とても仲が良いのだという。この人々が「結乃村農楽団」を結成し、農家レ……


  • 2016年6月5日更新 川桁の教会

    私の今のフィールドの一つ、福島県猪苗代。 磐梯山や猪苗代湖、偉人といえば野口英世。裏磐梯、五色沼への玄関口で、ウィンタースポーツも盛んだ。 でも、そういう「THE 猪苗代」の陰に、いくつもの「ホッとSPOT」がある。 川桁の教会。 「高原列車は行く」に歌われた、今は無き、沼尻軽便鉄道の始発駅川桁。その集落の中に、木造の教会がある。 十字架がなければそれとは気付かないかもしれない。 幼稚園でもあったこの教会。礼拝堂の広間には、しっかりとしたグランドピアノが置かれていた。 サラサラっとショパンを弾いたところ。。。 「音につられて、人が出てきましたよ!」 という……


  • 2016年5月30日更新 人のこと(第4回)

    で、昨今の地方創生や地方活性化ブームを考える。 産官学、なんとなく地方創生ブームだが、ある方とお話をしていた時、「実際にうまく地方活性化の施策がうまく行ってるのは、大企業の強いバックアップ、あるいは、しっかりとしたコンサルタントがかかわっている場合」と、本音で語ってくれた。他にも、実は同じようなご意見を聞いているので、残念ながらそんなところが実はポイントだったりするのかもしれない。 これ、ウニで言えば、大企業やコンサルが、一生懸命、ウニの針を伸ばしてくれているんだ、と捉えればわかりやすい。 一方で、一番まずいのは、「成功例の移植」だ、というのはよく言われていること。 成……


  • 2016年5月28日更新 人のこと(第3回)

    さて、人のことも3回続いてきた。3度目の「ウニの話」をしたい。 ウニは「いびつ」ではなく、球体になっていて欲しい。 いくら能力があっても、サボタージュされてしまえば、その針はないに等しい。 能力がある人が機能発揮しなければ、結局はダメなのだ。 そのためにはどうしたらいいのか。。。 先日、バンドの初参加した。 8人という大所帯。当然、ボーカル、サックス、トランペット、ダブルギター、ベース、キーボード、ドラム。 遠隔地もいて、皆さん仕事も多忙、なかなか集まれなかったのだが、出張中にホテルの一室でこっそりと練習していた、などという人も少なくなく、皆さん、真剣だった。 なぜ……


  • 2016年5月26日更新 人のこと(第2回)

    前回、昨今のダイバーシティーのおかしさを指摘した。 端的に言って、男性に対して女性、ということだけが飛び抜けているように思う。 別に多様性は性別だけで測れるものではない。 国籍や文化、主義主張、食べ物、その尺度など、山ほどあるだろう。 昨今、女性の皆さんとダイバーシティーについてお話をする機会も多いが、求めているのは「女性の多様な働き方だ」とおっしゃる方が実に多い。別に、「管理職にして欲しいわけではない」とおっしゃる方もいる。 「違うことを褒める文化」 がやっぱり、やっぱり、どこかに忘れ去られているのだと思う。 これは、実は男性にも同じことが言えるかもしれない。自分に置き……


  • 2016年5月24日更新 人のこと(第1回)

    今日から、数回、人材開発について書いてみようと思う。 次世代の企業人を育てよう、という旗印で、大手企業の人事担当役員から、人事に興味にあるデザイナーなど、が集まる会合に参加させていただいた。 なぜ、こんなに日本企業は面白くないのか、というのがなんとなくの題材なのだが、悔やんでいても仕方がない。 外資系企業には、もっと多様な人が働いているし、働き方がある、という。 グローバリズムの中で、日本の良さを生かしつつとも、こういう流れをしっかりと受け止めるべきだ、というのが、なんとなくの論調ということになるのだろう。 僕は以前から、組織というのは、「ウニ」のような構造がいいんじゃないか……


  • 2016年5月14日更新 官民連携

    「官の施策だと、どうしてもできることに限りがある」 とは、先日お会いした、ある行政職員OBの方の一言。 この言葉に触発されて、官民両方を経験した自分が、改めて官民連携を考えてみた。 官の時は、一般競争入札、予算の自由度の無さなど、「もっと自由だったら面白いことできるのにな」と思い続けていた。だから、民間の自由度が欲しかった。 「機能が実現できればいいのだから」 というのが行政の目標なので、それ以上は不要なのだ。 なお、いらない機能ばっかりじゃないか、というご意見もあるでしょうけど、ここでは考えない。 で、民になったらどうか。 「自由は確かにある。スピ……


  • 2016年5月13日更新 再生の分岐点

    町が過疎から廃村に向かうのか、V字回復とはいかないものの、人口オーナス期になんとか人口を維持して町が生き続けられるのか。。。 島根県江津市。 「一度行ってみて」と誘われて訪れたのだが、一度行ったら、また帰りたくなった町。 人口25000人の今がラストチャンスだ、と思ったと、皆が口々に言う。 実は、人口が25000人以下になっていたら復活のチャンスがないとは思わない。 大切なのは「ラストチャンスだ」と危機感を持つことなのではないか。それを明確に数字で意識できているくらいに感じているところがさすがだ。 まちひとしごとで義務的に作成したかもしれない「人口推計」では……


  • 2016年5月10日更新 About Community Future Design

    ここ10年ほど、日本各地に出かけると 「どこも同じような看板が並んでいるな」 「個人経営のいい店がなくなったな」 そう感じることが増えていきました。 均質化、グローバル化。 利便性や低コストを追求した結果とも言えますが、個性のない街は「ツマラナイ」、そう感じることもしばしばです。 地方から東京に出てきた自分には、それを批判する資格はないのだ、と思いつつも、 「グローバリズムから、ローカリズムに転換できないものか」 「多様な社会こそ楽しいのではないか、強い国の基本になるのではないか」 といった思いがふつふつと湧いてきました。 今、人口減少、高齢化への対策、その掛け声のもと……


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