-
2017年10月31日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 ほしたき、でわかったこと
台風22号がやってきた週末。 私は、大分県竹田市のシェアハウスで過ごしていました。 「ほしとたきのいえ」 と言います。 Fireplaceの代表の渡邉知さんに誘っていただいて、Shareに参加しています。 周りは森。 目の前に大きな滝があり、漆黒の闇になる夜には星が美しい。 だから 「ほしとたきのいえ」 通称 「ほしたき」 久住山に登ろうと、東京から男3人でやってきたのですが、あいにくの台風で断念。 結局、山ほどある温泉に日帰りで出かける以外は、多くをシェアハウスで過ごすということになりました。 TVは当然ありません。 灯りも薄暗い。蛍光……
-
2017年10月18日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 阪口製材所(奈良県吉野町)
建築家の古川泰司さんにご一緒させて頂き、奈良県吉野町の阪口製材所へ。 吉野といえば杉。 川上村から切り出された吉野杉。その製材の町が、吉野町だ。 その中で、阪口製材所は、天然乾燥にこだわり、吉野杉はもちろんのこと多様な広葉樹を含む素晴らしいストックを持ち、そして、林業家・製材所・建築家・工務店を信頼関係でチーム化する、という、新しい取り組みを始めて20年になる。 木造の住宅建築のスペシャリストからは、全幅の信頼を得ている製材所だ。 代表の阪口浩司・勝行さん親子から、いろいろなお話をお聞きする中で、その真髄が端々に感じられた。 昔は、吉野杉……
-
2017年10月7日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 幸せのメカニズム
前野隆司さんの「幸せのメカニズム」を読んだ。 地方活性化・地方創生が求める「幸せ」とは何のか、ということを突き詰めていったら、この本に到達した。 主観的な議論ではなく、データに基づき、統計的に議論をしていて、好感が持てる。 アンケートを因子分析した結果、幸せの因子は以下の4つだそうだ。 ①自己実現と成長 ②つながりと感謝 ③前向きと楽観 ④独立とマイペース 続いて行われている、クラスター分析によると、 「①〜④が揃っているのが、もっとも幸せ」 ということになり、楽観的というのはデザイン思考をする上でも重要な要素の一つと言われていて、 これがあれば、……
-
2017年10月2日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 成功事例とは何か?
地方創生はブームだ。 お祭り騒ぎと言っても良いだろう。 山のような事例もあれば、山のように団体もある。 そういう我々もその一つだと言われればそれまでだ。 ネットで検索すればそのおびただしい、「バブル」の状況がわかる。 前回、「失敗事例」が欲しい、と書いた。 http://www.cofude.com/column/686/ 検索して事例として展開されるのは、ほぼ 「成功事例と言われている」 ものであることが多い。 まどろっこしいが、 「本当の『成功事例』はそのうち、どの程度なんだろう?」 結局、失敗は直接聞かないと教えてもらえない。 「今、しゃべると綺……
-
2017年9月27日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 自由度の罠と「失敗事例」の公表の必要性
どちらかというと、世の中は、規制緩和という方向に進んでいる。 もちろん、それで自由度が高まり、新しいイノベーションが現れるということが意図されているわけだが、 「実は、そんなに甘くない」 と思う。 自由度とは制限が緩和されること。 良い方向の広がりがあれば、悪い方向の広がりも同じようにある。 だから、普通に考えれば平均値は変わらない。 良い結果の分を悪い結果が相殺してしまうからだ。 だから、物事をよくしようとするなら、 「自由度を高めると同時に、悪い方向に行かないように、ダメな物の制限は強化する」 もしくは 「自由度ではなく、全体を少しずつ良い方向にシフト……
-
2017年9月12日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 雑感(いつから自前主義になったのか?)
シェアリングエコノミーが広がりつつある。 目新しい感じがするけれど、 「別の新しくないな」 と最近思う。 30年前の大学時代、下宿に風呂はなく、銭湯が必須だった。 40年前の田舎の全校生徒100人の小さな小学校には、プールも体育館もなかった。 最寄りの中学校まで、1kmくらいを歩いて、プールの授業に行く。 その中学校では、部活で飲む「冷たい水」は、近くの民家の井戸でいただいた。 当然、小中学校ともクーラーなどない。 先輩の服の「お古をもらう」なんていうのも普通だし、 「味噌、醤油をお隣さんから借りた」 なんていう話も普通に行われていた。 ……
-
2017年8月28日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 ピアニスト反田恭平から考える
反田恭平というピアニストが注目を集めている(らしい) 先日、某、大手CDショップでメインに並べられていて、ふーんと思い、Youtubeでチェックした。 実は、音楽も注目なのだろうけど、その生き方が面白いなと思った。 テレビで、その半生が紹介されていたからだ。 音楽に進むことを認めない父親。 それを乗り越えるために、必死に上を目指す本人。 ピアニストは、良いピアノで練習したい。ところが、電子ピアノしかない。 でも、夜中でもピアノが弾ける、それが技術を高めることに結びついた。 基礎に「反抗」がある。 これまで、 「自治体を変えるのは「危機感」だ」 と私は思って……
-
2017年8月8日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 GRITを読み返してみた
アンジェラ・ダックワースのGRIT(やり抜く力)を読み返してみた。 この話、自治体を「人」と考えると、 「成功する自治体になるための処方箋」 のようにも見えてきた。 才能は達成に直結するのではない。その人に合ったスピードで取り組めば実現できる。 偉大な人とふつうの人の圧倒的な違いは「動機の持続性」 取り組む時間の「質」が大事。具体的には、意図的な練習を繰り返すことが必要(楽な練習を繰り返しても意味がない) 興味のあることを掘り起こし、真剣に取り組み、人(=地域の人々)の役に立つという目的に至る 興味を持続するには、外部からのサポートが必要成長……
-
2017年8月7日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 栄養ドリンクが買えなくなる。。。
「仕事で大切なことは何ですか?」 と聞かれると、おおよそ 「スピードとタイミングですね」 と答えることにしている。 (他にも、大切な要素はたくさんあるのだが。。。) 地方創生、あるいは、地方活性化。 数年前から関わるようになってきて、実際、今は 「ブームだな」 と思う。 いろいろな人材が投入され、交付金・補助金も潤沢。 一方で、いわゆる成功事例として取り上げられることの多い自治体にお邪魔すると、 「その事例は、ブームの前から仕込んでいた」 という場合がほぼその全てであるように思う。 人材も交付金も補助金も、 自治体を人に例えれば、 「栄養ドリンク」……
-
2017年7月21日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸 超高齢社会2.0
何度かお会いさせていただき、興味深いお話をお伺いした、東京大学の檜山さんの近著。 私のフィールドの玄関口の郡山駅の書店で発見し、秋田県大館市までの7時間近い移動の間に、読ませていただいた。 将来の人口ピラミッドを上下逆転させると、高齢者が若者をフォローするように見える、という趣旨のコロンブスの卵的思考に、まず感動。 高齢者が楽しんで生きることができる社会を創りたいという著者の思いは、実は、すべての人々に取って楽しめる社会の実現でもあると読み解ける。 「働き方改革」 に対する、一つの提案ということだ。 私自身、郵政時代に「高齢者向けビジネス」の検討をしており、 ……










