地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

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  • 2017年4月28日更新 投稿者 時間軸からポートフォリオワーカーを考える

    前回、 「LIFE SHIFT」のいうところの多様性のある業種によるポートフォリオ・ワーカーも一つの答えだけれど、 「どっちつかず」 のリスクがあるなら、 その前に、 「しっかり本業を定め」 「その上で、それが実現できるように複数の組織で仕事をする」 といったところを目指せば良いのではないか、というのが、とりあえず、の私の結論だ。 と書かせていただいた。 http://www.cofude.com/column/675/ 私も地方活性化のお手伝いをする中で、 畑を耕す、そして種を蒔く、育てる、果実を採る、その改良をする、 というような手順を進めている。 せ……


  • 2017年4月25日更新 投稿者 ポートフォリオワーカーについて考える。

    昨年末からベストセラーになっている「LIFE SHIFT」。 この冊子の中で、ポートフォリオ・ワーカーという言葉が登場する。 一人が、多様な仕事を掛け持ちするというスタイルのことを言っているのだが、 そもそも、 「全く違うことを複数やるっていうのは現実的なのか・・・」 という疑問が湧いてくる。 最近は、「副業解禁」が叫ばれている。 多様な働き方、働き方改革の一つだ。 日本でも、ポートフォリオ・ワーカーに移行するのか。。。 ある人材育成のプロフェッショナルは、 「一つのことに集中するのも簡単ではない日本人が、複数のことを集中してできるのだろうか。一つのことに専念した方……


  • 2017年4月20日更新 投稿者 改めて官民連携を考えてみる。

    およそ1年前に、官民連携について、書いていた。 もっと官民がお互いこのことを、(最近の流行り言葉で言えば、)それこそ「忖度」すれば良い、ということを書いたのだが、 実のところ、そこまで簡単ではなさそうだ、 ということが、この1年の経験でわかってきた。 http://www.cofude.com/column/102/ お互いのことはなかなかわからないもの。 なぜなら、官民の間を行き来する人材が極端に少ないから、だと思う。 会話の「共通言語」がないので、少しばかりの翻訳者が必要になる。 しかし、一方で、じゃ、民間と民間ならうまくいくのか、というとそうでもない。 私は……


  • 2017年4月17日更新 投稿者 ふと思った、地方議会のこと

    今更なわけですが、地方自治体、正式には地方公共団体は、長と議会で構成されることになっています。 国の場合には、国会の与党のトップが、政府のトップである内閣総理大臣に指名されるという議院内閣制ですから、議会と政府が対立することは稀ですが、地方公共団体の場合には、それぞれが選挙で直接選ばれているため、互いが対立するということが、ありえます。 最近の東京都の状況などは、まさにそういう状況と言えるかもしれませんし、いわゆる、改革派の首長が当選して、議会と反りが合わない、と言った話を良く耳にします。 仮に、議会と首長が同じ政治信条の党派であったとしても、議員から首長が指名されているわけでは……


  • 2017年4月14日更新 投稿者 自治体の健康管理

    自治体は社会的入院状態じゃないか、ということを書いたのですが、あまり反応のない私のブログに、少しばかり反応があって、それなりに共感してもらえたのかなと思っています。 http://www.cofude.com/column/666/ じゃ、どうやれば健康でいられるのか? 自治体は人で構成されています。だから、人が健康であるということの集積なのではないかと思うのです。 人は、住民もあれば、自治体職員という意味で、狭義にとらえることもできると思います。さらには、関係人口まで含めて、さらに風呂敷を広げることもできます。 ありがたいことに、幾つかの自治体と関わっている中で、とても……


  • 2017年4月13日更新 投稿者 自治体の社会的入院を考える

    社会的入院。 社会的入院 (しゃかいてきにゅういん)とは、入院の本来の趣旨を逸脱して、必ずしも治療や退院を前提としない長期入院を続ける状態のことを指す。 (出典 Wikipedia) この社会的入院が、医療費の増大を招いているということ、社会問題化している。 また、本来患者が望んでいないにもかかわらず医療行為が行われているものがある、という話もある。 例えば、森田洋之著「破綻からの奇跡」には、 「胃瘻が苦痛で、その取り外しを望んだ」 「噛む、食べるということの喜びを改めて感じた」 「その結果、ずいぶん、元気に回復した」 というような話が掲載されている。 結果として、その後、……


  • 2017年4月12日更新 投稿者 地方活性化には「一元化」ではなく「ネットワーク化」が大事

    少し前に、夕張市の財政破綻後の医療の変革について書かれた書籍を読んだ。 森田洋之著 「破綻からの奇跡」 病床数が1/10までに減少しつつも、結果として死亡率は安定。医療費は減少。 その理由は、地域コミュニティーでの共助共援、その結果としての社会的入院の減少にある。 地域コミュニティーを維持していくためには、長期的なお互いの信頼関係の構築は大事であり、その構築を「きずな貯金」と命名して紹介をしていたところが、印象に残った。 雲南市の「コミュニティーナース」の取り組みなどは、この考え方をよりシステマティックに実現しようとしている、と考えることができるし、 里山資本主義で……


  • 2017年4月11日更新 投稿者 本当にUターンはできるのか。。。

    3月に久しぶりにふるさとに戻って考えたこと。 「ふるさとにUターン、というのは、自分にとって現実解か?」 地域活性化に、Uターンは欠かせない、と私は思っている。 地域の文化 地域のしがらみ を知っていて、かつ、 地域を地域の外から見た経験は、地域の強みと弱みを見つけるための 「比較対象を持つ」 という特性を持ち、 さらには、地域外だからこそ学ぶことができたであろう、ノウハウを 有している という特徴があるからだ。 空気、環境が良い。 満員電車もない。 やはり都会にはない気持ち良さがある。 昔と異なり、Webがあるので、情報も遜色がないし、ECサ……


  • 2017年4月9日更新 投稿者 地方活性化について考えたこと

    日曜日は、丸一日、地方活性化について籠って打ち合わせをしていた。 ランチには、美味しいハンバーガーで活力をつけた。 幾つかのキーワードが出てきた。 役所の組織は縦割り。連携が必要な時代になると、どうしても横軸を整える組織が薄いのは痛い。 民間側のキーパーソンがいないと進まない。人のインキュベーションには相当な時間がかかる。 インキュベーションには相当な時間がかかる。まずは「やる気がある人」に対するノウハウ強化が先ではないのか。 県境にある自治体は、隣の県の自治体と組むのは難しい。そういう、「勝手に決めてしまった物事の境界」というものが無数にある。 進め……


  • 2017年3月27日更新 投稿者 オートレストラン長島の閉店

    久しぶりに、ふるさとの三重県伊勢市に向けてハンドルを握った。 深夜のドライブになり、三重県に入ったのは、深夜の4時。 しかも、伊勢湾岸自動車道が事故渋滞のため、国道23号線「名四国道」を走ることに。 石油化学コンビナートという正の資産とともに、四大公害の一つである四日市ぜんそくという負の資産という、高度成長期を象徴する場であった四日市。四日市と名古屋を結ぶ大動脈が名四国道だった。 多くは高架道路になっていて、私が幼い頃には、 「未来」 を感じることができる場所だったのも事実。 爆走するトラックは相変わらず。 高速道路の事故でこちらにトラックが流れたから、特にひどいのかも……


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