2024年12月11日更新 投稿者 CFD
「サワさんに叱られる」キャラクターグッズについての考察
こふでコラムをご愛読のみなさまには既にお馴染みかと思いますが、弊社にはキャラクター「サワさん」があなたを叱ってくれる「サワさんに叱られる」シリーズが存在し、オフィシャルグッズも展開しています。
そして、しばらく前は「プチリタイヤします」と言っていたはずの代表・澤ですが、今年も変わらず、いや、もしかしたら今まで以上に、全国を飛び回る日が続いています。
そんな澤とオンラインパートのオバチャン事務員の連絡手段はほぼ100%チャットツールなのですが、ある日私(と友人)宛にこんなメッセージが届きました。
話題になったクリアファイルとは、おそらくこちらだと思われるのですが・・。
このメッセージを見て私が一番最初に考えたことは、
- 果たしてこれを「かわいい」と表現して良いのか?
- そもそも、サワさんに叱られるグッズが、なぜ「女性には」人気がありそうなのか?
ということでした。
気になったので、検証することにしました。
「かわいい」の基準について
まずは、「サワさん」キャラクターを「かわいい」と感じる人の心理について考えみましょう。
「サワさん」は、どこをどうみても、キティちゃんやミッキーのような可愛さが感じられるキャラクターとは言えないはず、と私は思ったのですが、友人とディスカッションして出てきた「それっぽい」表現は「キモカワ系」でした。
「キモカワ系」とは何か。Chat GPTさんによれば、
「キモカワ」とは、ちょっと奇妙さもありつつ、どこか愛嬌のあるキャラクターを指します。例えば、眉毛が濃くて表情がリアルすぎるアニメキャラとか、完全無表情な動物のマスコットなどです。「なんかクセになる!」「ちょっと不気味なのに、かわいい!」という感情を引き起こすと考えられています。
だそうです。なるほど!この中の
・表情がリアルすぎる
・完全無表情
は、まさに「サワさん」そのものですね!!
つまり、巷の女性は「サワさん」について「キモいけど、かわいい」という感情を抱き、それを「カワイイ」と表現しているのではないか?と考えると、納得がいくような気がします。
男性と女性の反応の違いについて
次に、男性にはあまりウケが良くない一方で、女性からは「カワイイ、欲しい」と言われることが多い理由について考えてみます。
またまたChatGPTさんに質問を投げかけてみたところ、
- 女性が「カワイイ、欲しい」と思う理由
- 共感や連帯感を感じやすい心理が働くのではないか
- 周囲の友達との会話のきっかけになる、「ネタとして楽しめる」商品であることに魅力を感じるのではないか
- 男性があまり惹かれない理由
- 実用性やデザインよりも、シンプルさや機能重視の傾向があるのではないか
- キャラクターが醸し出す「かわいらしさ」に、個人的な感情移入が起こりにくい可能性があるのではないか
なるほど・・と思える推察を提示いただきました。
特に、この中の女性について書かれていた、「共感や連帯感を感じやすい心理」については、私にも思いあたることがありました。私自身がついこの間「まさにそれ!」な体験をしたからです。
それは、我が子の高校の文化祭に行った時のこと。
中庭にあるステージでは20分の持ち時間で、オーディションを勝ち抜いた生徒たちによる様々なパフォーマンスが披露されていたので、私とママ友たちは、全く知らない女子生徒たちによるダンスパフォーマンスを観ることにしました。
見ず知らずの他人様のお嬢様方には大変失礼なコメントになってしまうのですが、はじめ、彼女たちはいわゆる「アイドル」という風貌には見えませんでした。
でも、ミニスカートのフリフリピンクの衣装に身を包んだ彼女たちは、ワタクシ・オバチャン世代の言葉で言うなら「ぶりっ子」という表現がピッタリな仕草で、パフォーマンスの合間に何度も何度も繰り返し、
「私たち、可愛いですかー?♡♡」
と聞いてきます。
それに対し私やママ友はどうしても素直に「イエーイ!」と言えなくて、
「う・・うーーん」
という反応になってしまうのですが、そんな私たちのような客層がいることを既に想定しているのか
「20分後には私たちが可愛く見えるはずですよー♡」
と宣言し踊る彼女たち。
で、
20分の間に何が起こったかというと。
- 激しい曲調でも息の合った素晴らしいダンスを披露してくれる、その一生懸命なエネルギーが徐々に会場全体に伝播し
- 曲と曲の合間に何度も「私たち、可愛いですかーー?」と笑顔で問いかけられ続けるうちに
気づいたら、最後の5分は私もママ友も
「可愛いーーー♡♡」
と両手を振って声援を送ってしまったのでした。
そしてステージが終わった時には
「あー、可愛かったね♡来年もまた観にこようね!」
と意見が一致したことに自分たちも驚いたのでした。
以上の経験から、私は、澤と出会った方々にも同じような気持ちの変遷が起こるのではないかと推察します。
澤だって、初対面で何も話をしていない相手にいきなり「こんなグッズ作ってます」と差し出すことはないでしょう。きっと、サワグッズを見る前に、何かしら、澤の講演を聞くなり、澤がアドバイザーとして参加しているワークショップなどの場に一緒に参加するなりしているはずです。
その「場」にいることにより、はじめは
「この人は何を話すのだろうか?」
とやや斜めに構えていたとしても、「場」が進むにつれて、
「おや結構面白い視点の話だな」
と気持ちが和んでいき、最後終わった時には
「なかなか実りのある講演・ワークショップだったな」
となるのではないでしょうか。
こうして、澤への共感度が高まりきったタイミングで「ところで、こんなもの作ってるんですよ」と提示されることにより、「カワイイ、欲しい〜❤️」という反応に繋がりやすくなるのではないでしょうか?
という私の仮説が立ちました。
ちなみに、前述のピンクフリフリ衣装のガールズダンスグループについては、女子のみならず男子生徒たちも漏れなく「カワイイ〜♡」と大声援を送っていたのですが、サワさんグッズについて男性が「カワイイ」とはならないのは、もうこれは年代の違いと、同性同士の気まずさがあるのではないか、とだいぶ軽めに推察します。
まとめ
以上、私の勝手な仮説に、Chat GPTさんから頂いたそれらしいアドバイスを追加して、サワさんグッズが「カワイイ」「欲しい」と言われる理由をまとめますと、
- 生身の澤とのコミュニケーションを経験することにより、「サワさん」に対して一種の共感・連帯感が生まれる
- 「サワさん」というキモカワ系のキャラクターから醸し出されるユーモアや癒し効果が期待できる
- 市販品では見られないオリジナル感やユニークさが「欲しい」と思わせるポイントになっている
- 見た目がキモカワでも、クリアファイルや付箋といった、日常で使える商品であることが「買いやすさ」につながっている
となりました。
これからの季節、自分に、もしくは誰かに、ちょっとしたプレゼントをする機会が増えるかもしれません。いつものプレゼントにひっそりワンアイテムをプラスするなら、サワさんグッズが良いアクセントになってくれるかもしれません。
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