地域の課題を解決するための伴奏者

一般社団法人 コミュニティ フューチャーデザイン COMMUNITY FUTURE DESIGN

COLUMN

コラム

CFD HOME > コラム > AI議事録のススメ

2024年8月27日更新 投稿者

AI議事録のススメ

残暑お見舞い申し上げます。毎日暑いですね。

家の玄関を開けて外に出るとムワっとやってくる、ぬるっとした気温と湿気。何か経験したことがある・・と思っていたのですが、この夏休みに温泉宿に泊まってわかりました。これは

「温泉宿で大浴場の扉をガラッと開けたとき」

と同じ状況!ということで、「今日も温泉にきたぞ」と日々外に出るたびに気分を盛り上げようとしている、久しぶりのコラム登場、オバチャン事務員です。

本日は、「夏休みモードを終了し、仕事モードにキリっとスイッチを切り替えるためにお役立ていただけるコラム」を書こうとペン(PC)を取りました。

 


さて、ワタクシ割合とハイテクなものに興味がありまして、話題になるようなサービスがあると、ちょっとかじってみたくなる性分です。

最近はやはりAIの進歩が目覚ましくて、私みたいにデジタルやサイエンス分野に疎い人でも簡単に使えるように工夫されているAIさんたちに色々と助けてもらう場面があり(しかもほぼ無料で)、ありがたい気持ちでいっぱいになります。

中でもChatGPTについてはもう私は「ChatGPTさん」と敬称なしには呼べないほど敬意をもって利用させていただいております(無料版を)。

最近では、こふでの新トーク企画である「BARこふで」の記事を作成した際に、「記事が長いので、目次をつくりたいぞ」と思い立ち、HTMLコードを教えてもらいました。おかげさまで綺麗な目次ができたと自画自賛しております。

また私は時々地域の英語通訳ボランティアをすることがあるのですが、英語表現を調べるのにも大変役立ちます。英語って単語だけで覚えても、それが実際にどのような文脈でどういう風に使われているかを文章で把握できないと、ほぼ使えないんですよね。

というわけで、サンプルになる日本語の文章を私が入力し、それをChatGPTさんに英語にしていただいてひたすら読み上げて練習する方法が私にはとても効率的です。

ちなみに最近調べた文章は「階段を上るときは片足ずつ交互に置いて上りますか?それとも1段に両足を乗せて、それから次の段を上りますか?」です。

日本語でもなかなか説明が難しい文章ですが、こういう場合の翻訳は割とChatGPTさんが得意です。


さて、ここまで前置きでした。本日の本題は、AI議事録についてです。

ひと昔前まで、議事録といえば、ICレコーダーを持参して録音し、そのあと何時間もかけてひたすらテープ起こしをしたものでしたが、今やAI議事録さんがかなりの精度で録音・文字起こしまでしてくれるようになりました。

私も漏れなく、社団のミーティングなどに活用しています。

AI議事録ソフトは検索すれば数多く出てきます。無料版も有料版もありますが、今のところの私のイチオシはLINE CLOVA Noteです。

CLOVA Noteのよいところは、内容がかなり正確なことに加えて、話者をしっかり識別してくれるところです。(さらに基本無料です)

特に話者の識別については、LINE*スタンプでおなじみのアイコンで話者を識別しているので、なんとも親近感のある議事録になり、ついつい会議が終わった後も見返してしまいます。真面目な話をしている代表・澤がカエルさんになっていたりするのでちょっとユーモラスに感じることができます。

そして、Wordやテキストで文書に落とせます。これで報告や記録の作成がぐっと楽になります。 

一方で、このところ、代表・澤の有料版Zoom**に付随されているZoom AI Companionも試してみています。CLOVA Noteが比較的正確に逐語的にやりとりを記述してくれるのに対し、Zoom AI Companionは、ミーティングの要約や次のステップをまとめてくれるというところが特徴的です。

が!

Zoomさんについては、正直に申し上げると、誠に残念ながら「まだまだ」な様子です。

あるときは私がディスられ・・(屈辱的!あなたのカタカナ言葉の方がよっぽど不明瞭!)

あるときはどうやら澤が結婚するらしい、ということにまとまり・・

余りにもミーティングの実際と内容がかけ離れていて、涙が出るほど笑わせていただきながらも、ネタ代わりに継続的に使っていました。

そうしましたら!つい最近の議事録がこれです。

かなりまともに反映されるように!

さらに、この会議中、雑談で「暑くてかなわんですね。めったに汗をかかない私でも、外出したら汗ダラダラですよー」と言っていた話や、夏のキャンプで透明度の高い川へ遊びに行くと言ったら、澤から「三重県の川は東日本の川より川底の透明度が高くないように思える。その理由は、雪が降らないので水が温かい、高低差があまりなくてゆっくり流れていく。なので、微生物などの生態系が豊かなため、モヤモヤと水が濁っていることのほうが多いからじゃないかな」といった物知りコメントがあり「へーーーー!」と膝を打っていた話が、随分と綺麗にまとめられています!

ZoomのAI Companionさんの成長スピードは想定以上の速さなのではないか、と真顔にさせられました。やはりAIさんの底力は侮れません。

笑っているうちにあっという間に追い越されそうなので、改めて気持ちを引き締めて業務に臨みたいと考えております。この話題については引き続きレポートしたいと考えておりますのでご期待ください。

*LINEおよびLINEロゴは、LINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
**Zoomの名称、ロゴは、Zoom Video CommunicationsInc.の米国および日本を含むその他の国における商標または登録商標です
・その他、記載されている会社名および商品・製品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

PAGE TOP