2018年1月24日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸
生命保険の不適正営業はなんとかならないか。。。
昨今、教育について興味を持って考えているのだが、
「経済教育とか金融教育の必要性」
ということを感じている。
それは、終身雇用で常に一定の給与が保証されない時代を想定すると、
・投資をして回収するとか
・リスクをとって決定しないと、リターンがない
ということを知っておかなければいけない時代になるからだ、というのが根底にある。
子供に勉強をせよというなら、大人も勉強すべきだろう、などと思っていいたところ
週刊東洋経済で「保険に騙されるな」というセンセーショナルな特集が組まれていた。
https://premium.toyokeizai.net/ud/magazine/pubdate/20180120
騙す方が当然に悪いのだが、
騙されないようにしておくのも大事だろう
と思い、保険数理と保険の営業をマネジメントしていた立場で、改めて考えてみることにした。
生命保険は大胆かつシンプルに考えると。
結局、
だから、損する人がいて、そこから、得する人にお金を渡しているにすぎない。
ということだ。
だから、営業職員が来たら一言
と尋ねればいい。
さらに言えば、
あなたが得することは勝手に話してくれるはず
なので、
この一言が言えれば良い。
それが答えられないとか、
あるいはいろいろ複雑で。。。
などという状態なら、そもそも加入すべきでない、と私は思う。
所詮、そんな複雑な商品、理解できるはずがないからだ。
医療保険なら、病気にならず入院も手術を受けなかった人が損をする
死亡保険なら、死亡しなかった人が損をする
商品によっては、途中で解約した人が損をする
などというのもある。
数年前だったか、ある保険会社の商品をネットでチェックしたところ、
という高齢者向きの不思議な商品に出会ったことがある。
できれば、
くらいやれば、確実かもしれない。
そして、その損を理解した上で、必要な保障を求めるために保険に入れば良い。
他の人が損をした部分を、自分が得をする可能性があるからこそ、保険なのだから。