2017年4月9日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸
地方活性化について考えたこと
日曜日は、丸一日、地方活性化について籠って打ち合わせをしていた。
ランチには、美味しいハンバーガーで活力をつけた。
幾つかのキーワードが出てきた。
- 役所の組織は縦割り。連携が必要な時代になると、どうしても横軸を整える組織が薄いのは痛い。
- 民間側のキーパーソンがいないと進まない。人のインキュベーションには相当な時間がかかる。
- インキュベーションには相当な時間がかかる。まずは「やる気がある人」に対するノウハウ強化が先ではないのか。
- 県境にある自治体は、隣の県の自治体と組むのは難しい。そういう、「勝手に決めてしまった物事の境界」というものが無数にある。
- 進めようとしても、関係者の根回しなどをやっているうちに、数年が経過してしまう。だから、結局、やる前から「やっても無駄」という結論になったりする。
- 複数の団体がまとまれば、生産性も上がるのに、「他人のためになぜ私が」という「自分のための部分最適を求める」という流れが、官民共高い。
- 誰でも口出しができそうな施策は、やたら評論家が増えるので、結局進まない。教育などは、そういう例じゃないか。そもそも、他の企業人生を歩んだことがない教師が、本当に進路指導ができるのだろうか?
- 撤退戦ができない。止めることもとても大切なのだが。止めることで、新たなことに挑戦できる余裕ができる。
- RESASなどで、地域のエビデンスを見ておくことは大事だな。
ちなみに、今回の打ち合わせは、
「こう言う現状を打破すべく、先に進もう」
というものだったので、念のため。