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2016年11月19日更新 投稿者

わふフェス2016(インドから見た日本人)

わふフェス2016。無事終了。

インドで、こどもの教育や、自然との共生を図る生活文化を模索している、Wall Art Projectの2016年の成果発表。
Wall Art Festival in 猪苗代 プロローグのために来日している、ワルリ画家3人も参加して、
第1部の成果発表、

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第2部の水についての講演、そして、
第3部は、3人から、日本や猪苗代についての感想や疑問を尋ねるセッション、
途中、ワルリカレーを食べ、最後にワルリダンスを踊って〆る、楽しい一日になりました。

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第3部は、ワルリの3人とのトークセッション。
ぜひ、たくさんの猪苗代の人々、特に大人や教育に携わる人々に、聞いて欲しいかった。
「こども」と銘打ったわけでもないのに、猪苗代での「こどもたちとの触れ合い」が話の中心に。

・ 描いていると、たくさんのこどもたちが寄ってきてくれた。すごく好奇心が強いこどもたちだと思った。
・ 恥ずかしがらずに話しかけてくる。先生や親御さんから、制限をされることもなく、自由に育っているという感じがした。
・ 数日の滞在でも、家族のようになった。
・ 東京にいる時はイメージが湧かなかったが、東京を離れるにつれ、イメージが湧いてきた。もっともっと猪苗代のことを聞きたかったが、短い期間でも十分なお話が聞くことができた。
・ 古いものを大切に伝えていこうと考えているのが、伝わってきた。

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この言葉を聞いていて、ふと、こんなことが思い浮かびました。
「こどもはそもそも好奇心の塊で生まれてくる。猪苗代では、自由に育てても、自然がちゃんと危ないこと、楽しいことを教えてくれる。だから、ほどよく抑制の効いた、気持ち良いこどもに育って行くんじゃないか

でも、大人は、猪苗代でもいろいろな「しがらみ」の中で苦労しているように見える。

この2つのギャップをどう埋めていくのか、に、地方活性化の鍵があるにちがいない。」

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会津の今後の取り組みの「指針」が見えた気がしました。

20日、猪苗代町の旧山潟小学校で、日本で製作されたワルリ画がお披露目です!

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