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2021年4月27日更新 投稿者

ティーチャーのボヤキ(その4) 「コロナと大学とICT」

新年度が始まり、慌ただしい日々が続いております。

そんな日々をまさにボヤいてみました、ティーチャーのボヤキ第4回目です。

テーマは「コロナと大学とICT」

幻のような2020年度が終わり、新年度の始まり始まり。思えば、昨年の3月最初の非常事態宣言から始まり、卒業式、入学式の中止という前代未聞の出来事から始まりました。そして始まったパソコンを利用して行う「遠隔授業」。大学側も慌ててマニュアルや講習会の実施、講義日程の再構築による授業の遅れ等。「遠隔授業研修」を遠隔でやってたこともあるな・・。不都合や質問がある先生は、〇〇までお問い合わせください、と。え~、だな。

教員側は遠隔授業のための研修受講、パソコン周辺機器の準備のためマイクやらイヤホンを手に入れるべく家電量販店へ暮れでもないのに「師走!」。でもあちこちの店舗で売り切れ続出の模様・・・。

学生も同様に遠隔授業のために周辺機器を準備していたようであるが、講義を見たり聞いたりするだけなら「スマホ、タブレット、PC」なんでもよさそう。

案外、PCを持たない学生も多いと聞いていたが、結果どうなるかというと「講義のPPTが見えない」、「繋がり具合が悪い」等等。

 

 

新しいコロナ時代の授業種類とその方法

対面方式 従来型の教室において教員と学生が対面で講義を行う方式

遠隔方式 ZOOM等のソフトによりPC等を結びリアルタイムで遠隔で行う方式

オンデマンド方式 撮影した講義を大学のサーバーにアップ、学生は好きな時に受講

という講義方式の違いの他に、これらを複数組み合わせた方式がある。

ハイブリッド方式 対面+遠隔の組み合わせ

混合方式 対面+オンデマンドの組み合わせ

これらの特徴は!

対面方式 出席の誤魔化しが出来ない、教員は学生の顔を見ながら適度な速度で講義

遠隔方式 例年になく出席率が異様に高かった。猫が見てても「視聴率」
PCの向こうに多い授業で200名。スイッチは入ってるけど、誰が見てる?

オンデマンド方式 撮影された講義を好きな時に視聴可能ですと、これって大学??
先日、初回放映の撮影に90分講義に二倍以上の時間、く~!。

最近流行の「アクティブラーニング」には程遠い授業環境、そもそも各種のPC操作や設定が昭和のおぢさんにはわかりまへん。また、案外学生も諸々知らないことも多いことと、新しい言葉も増えてきて相互理解が困難なことも多いなぁぁ。「GIGAスクール構想」、「DX(Digital Transformation)」やら、小難しい言葉が・・・

そう言えば、ユーザーIDとPass Wordをいくつ持っているか数えてみた。大学、会社、遠隔セミナー用、その他含めて・・・、数えるのを止めました。また、知り合い、学生等の連絡方法も、各種Gmail、LINE、Facebook、Messenger、chatwork、shortメール、docomoメールとか。あ~誰と何で話をしたか判らなくなってしまった、返事遅くてごめんなさいm(__)m。ボヤキ切れない・・・。

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