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2024年7月29日更新 

協働まちづくりアドバイザーとしての取り組み(西会津町)

概要  

西会津町は、令和元年度(2019年度)から令和7年度(2025年度)までの第4次総合計画に基づきまちづくりを進めていました。 

総合計画の実施計画を策定するにあたり、町民が積極的にその計画に参加することで、人口減少や少子高齢化が進む中、町民や民間企業との協働を積極に進めたいという意向がありました。 

こうした協働には、町民の交流や町外の人々の交流を進めていくという観点での西会津町の中心エリアの活性化や、教育における一つの核である西会津高校の活性化、加えて、これらを実現のための行政職員のスキルアップなどが含まれていました。 

 

手法  

西会津町様からのご要望は、総合計画の実施計画に町民の声を反映させていきたい、というものでした。しかしながら、 

2018年度まで実施した教育改革の中で、町民の多様な意見を持っているということを我々が実感していたこと。加えて、教育改革を進めていく上で大切な要素は、住民自身が「自分のやりたいことに挑戦していく」こと「そして挑戦する姿を子どもたちに見せること」であると戦略にも記載したこと

多くの自治体では、協働まちづくりは、「行政負担を軽減するために、一部を住民に担ってもらう」という方向で議論されることが多いものの、本来、”まち”は住民の意志で作られてきて、今後も、住民が作っていくものが本質であるという認識があること 

から、 

住民中心のまちづくりを推進している先進自治体の調査、あるいはそうした自治体の職員による講話などを含めた行政職員の研修

西会津高校活性化プロジェクトによる議論

西会津町住民にいろいろなカテゴリーでお声かけしてお集まりいただき、「主体的にやりたいこと」について議論をするワークショップの持続的な開催を通じた、「実施したいこと」の洗い出し 

を実施しました。 

 

展開  

こうした取り組みにより、2020年度以降の主体的な取り組みを求める住民を中心とした、協働のまちづくり推進委員会の活動がスタートすることとなりました。 

 

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