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2024年8月5日更新 

協働のまちづくり推進委員会の取り組み(西会津町)

概要  

西会津町は、令和元年度(2019年度)から令和7年度(2025年度)までの第4次総合計画に基づきまちづくりを進めていました。 

総合計画の実施計画策定に住民が参加するという2019年度の西会津町様のご依頼に対し、弊社から、持続的なまちづくりは、行政の計画に住民が参加するのではなく住民が主体的に活動するというムーブメントづくりこそ大切ではないかとご提案をさせていただきご快諾をいただきました。

2019年度は、住民同士の協働、その協働を支援する行政、という枠組みを目指す、「協働のまちづくり推進委員会」の活動の開始という目標に向けて、じっくりと西会津町とはどういう地域なのか、ということを役場の皆さんと一緒にリサーチする活動を進めました。 

2020年度からは具体的に「協働のまちづくり推進委員会」を立ち上げ、 

2020年度:住民による協働 

2021年度:住民の協働への行政職員の参画 

2022年度:住民の協働への行政職員によるプロジェクトマネジメントの支援 

と、少しずつ、住民の協働に対して、行政職員がそのプロジェクトを伴走していく仕組みの構築を行いました。 

 

手法  

2か月に1回程度のワークショップを中心に進めました。 

このワークショップを通じて、

  • 自らがやりたいことの発見
  • やりたいことの中から、住民は協働して実現することを決めてトライアルを行う
  • 行政職員は、その実現を一緒になって支援する

といった取り組みを実施しました。 

加えて、今後の人口減少の状況や、他の自治体や地域の住民主体の取り組みの紹介など、住民の皆さんや行政職員への情報の定期的な情報のインプットを同時に行いました。 

 

展開  

これらの取り組みの中から、

①住民のやりたいことを応援することが、自らのやりたいことである、という気づきを得た住民

JR磐越西線の野沢駅に対する西会津高校の生徒の思いを住民が協働してリノベーションする取り組み

③住民・移住者の気軽な交流をすすめることを目標にした、月一回のお茶飲み会の開催

などの成果を紡ぎ出すことができました。 

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