2024年6月17日更新 投稿者 代表理事:澤 尚幸
「糖質中毒」を思い出す。
もう、数年前に読んだ牧田善二の「糖質中毒」のことを、ふと思い出しました。
酒も飲めば、甘いものも好き。
山歩きで運動をしていることでバランスを取る、と言う方法論が年齢が上がるにつれて難しくなる中で、「糖質摂りすぎだよな」と手に取ったのでした。
ダイエット法が書かれているのではなく、糖質中毒が改善しないもっと根本的なことが書かれていました。
糖質の摂取がやめられないのは、意志が弱いからではなく、糖質中毒に脳が侵されているからだ、と言うのです。
糖質中毒に侵されてしまった脳は、どうすれば中毒から抜け出すのか。「依存症から脱出」と言い換えてもよいでしょう。
著者は「知識を武器にするのだ」と言います。
9年ほど地方の活性化の仕事をしてきました。
- 最初は、危機感が足りない
- 続いて、使命感のあるリーダーが必要
- この数年は、楽しくなくては進まない。だから人々がやりたいことから未来を紡ぐ
と考えるようになりました。
しかしながら、楽しいだけでは物事が完結しません。だから、使命感があって動くリーダーがやはり必要です。そのバランスが取れている地域が、やはり一歩前に進んでいると感じています。
ある地域で先日「楽しいことじゃないとやらない!」と言っていた住民のお話を聞く機会がありました。
知識がとても豊富で、状況を観察する力が鋭く、そうした情報をもとに「だからこそ、私はこう言う方向に向かっているんだ」と。
「意志ではなく知識を武器にする」
社会にある多くの課題の解決に通じる大切なセオリーかもしれません。